ノーガード戦法。

いわゆる、最強の戦い方です。


論術でも一緒。

反論しない。反論を必要としない
というのはいわゆる最強の論理です。

もちろん、最強といっても、かならず陰りはあります。

最強だからといって無敵ではないですし、
かならず破たんというものは訪れるものです。


よく、すぐ反論をする人は
知識がない人だ

というのを見かけます。

知識がないから反論してしまうのです。

知識があれば、「あっ、そう」で終わりです。

これではありませんが、

ノーガード戦法にも通ずるものがあります。

ガード（防御、明確に弾く）をしなくても
受け流しで相手を説得できる場合があります。

ほとんどの場合、世の中で物事を動かすのは受け流しです。

まともに弾いて、防いでいては
防ぐものも防ぎきれませんし、

何よりその姿勢が
内側から蝕まれるもとになります。

なので、明確に自分の体（精神含め）守ろうとする場合

ノーガード戦法
（つまり、ガードはしないけど最初からあなたのそれは
効いてないよ）が最も有効になるわけです。

これは、ほぼ精神論かゲーム理論でしか理解不可です。

精神論では、当たらないと思ってるから効かない　のであって

ゲーム理論では、「当たらない」にコミットメント（意思決定）しているから
延々と効かない　ということになります。

どちらも、一見同じように見えますが
ゲーム理論のほうは当たる可能性もある、という点で
ちょっと違ってきます。

ノーガードということは、当たらない　ということです。
防御が必要ない　ということは

これまでみたいにストレスで疲れることもありません。

すべては空である。

これが分かっていれば、ノーガード戦法も可能です。