Nicotto Town


ふぉーすがともにあらんことを、あなたにも。


剣術のすすめ② 学問を体現する学問

剣術のすすめ ②です^^;

剣術は、学問であると書きました。
そして、学問としてやると
体系を体で表現することになり、

結果的に、物理を学べるとも書きました。

さて、今回はその学問といかにリンクしているか、
という話です。

まず、数学。

剣術と数学は、非常にリンクしています。

また、正確な言い方をすると、
剣術は数学を表現しているし、

数学は剣術を表現しているのです。

つまり、お互いがお互いの表現手段というわけで、
要は、剣術も数学もただの表現手段だということが
分かります。

お分かりいただけたでしょうか^^;

自分の宇宙・世界の表現方法として
剣術・数学などがあるだけであり、

根本的に数学人格の人はいません。

困りますよね?数学でしか表現できない人がいたら^^;

剣術も、数学も
表現方法のひとつです。

剣術は、より体現的・体感的な
表現方法であるし、

数学は、より抽象空間や情報空間を
操作する、頭を使った空間であると言えます。

剣術に数字を用いた解釈をすると、
より数学的な剣術になりますし、

その方法を使えば
数学を剣術で表現することもできるのです。

もちろん、数学で剣術を表現することも
できます。

数学は、あくまでより人間主体の動きの
剣術の解釈でしかありませんが、

数学の上のメタ数学を使えば
さらに剣術の極意なども数学で表すことが
可能です。

つまり、数学は解釈でしかないので、
メタ数学などを使えば
より上位の概念を学び、表現することも
可能なのです。

(ここでは、通常の数学では
剣術の解釈に限界がでてくるため、

こういう表現にしています。)


剣術が理解できれば、

物理も理解できます。

もちろん、人間工学も理解できます。

体を使った動きを
数学的・学問的に解釈するので、

より、抽象空間を介入的に
解釈できます。

つまり、イメージの世界を
学問的に解釈し、

しかもイメージを体で体現するので
体と学問両方の解釈ができます。

学問はあくまで抽象空間、
体で感じたことを解釈する手段に
過ぎません。

より、体操的に解釈するのが
剣術や武術であり、

学問の解釈を加えれば
より抽象的に操作しやすい
体系(学問)になるのです。

つまり、情報空間の操作を
加えた剣術が、

いわゆる本当の剣術(体系)であり、

ただ単に物理空間で動くだけが
剣術や武術ではありません。

情報空間の表現方法が
学問の剣術だと思っていただければ
差し支えないと思います。

実際に、剣術や武術といったものは
先人たちの情報空間の結晶です。

哲学や思想、考えなどがいっぱい入っています。

日本の剣道は、江戸時代などに
余計な概念が加えられたので

実際の剣術としてはあまり役に立ちません。

それより古い、古武術などが
本当の戦闘術としては使えます。

ということは、より
情報空間の操作性に優れているし

抽象的な学問・動きとして学ぶにも
向いています。

要は、どのような解釈をするかが
重要なのであって、

それを大きく分けると

数学・物理・哲学になります。

その上の
数学や超物理学(日本語では形而上学)なども
剣術をより分析的に見るには

効果的な学問です。

また、
剣術のメリットは、

それらの学問を体感的に学べる
ところにもあります。

つまり、哲学や超物理の存在を知っていれば

それを体感のほうで先に
体得できる可能性もある、ということです。

簡単な方法としては、
先に哲学や超物理学(形而上学)などを
軽く学んでおいて、

(広く見渡す程度の知識として)

そして剣術をやれば
自分の動きに解釈を加えられます。

解釈を加えるということは、
より効果的な動き、

よりキレのいい動きを
追求することになります。

自分なりに学問を追求する方法として、
システム的な見方(数学など)を身につける方法と、

解釈のための学問(哲学・超物理学)を身につけることで
より介入的に解釈をする方法があります。

どちらも、
エッセンスが分かっていれば
解釈として身につけるには十分です。

剣術を学ぶためとしては、
その程度でいいと思います。

(自分でギリシャなどの数学書を読むと
ちょうどいいでしょう。

日本の教科書では逆にどんどん本質から
遠ざかっていきますので^^;)


剣術の解釈が分かったら、
より自分にあった、自分なりの

よりよい動き、
より理想に近づくための
動き・体系を目指すといいでしょう。

剣術をする意味は、
当然数学などの学問を超越するための
方法として、です。

数学を極めるというと、
当然難しい数式などをイメージしがちです。

ですが、あの数式なども
本人は難しいと思って解釈していないわけです。

つまり、どんな数式でも本人は
ただの表現方法としか思っていません。

自分で難しいと思う数式なら、
思うように操作できませんよね?^^;

自分で好きであれば、
どんなことも解釈可能です。

ということは、
剣術を追求するということは
自分でどんどんよりいい剣術を
編み出していく、ということです。

より、高度な世界にアクセスする方法としては

数学・音楽・哲学などが優れています。

剣術は、それを体感的にアクセスする
方法です。

学問は極めれば、
どんなところまでも行けます。

学問はそのための「手段」であり、
その方法さえ知っていれば
どんな世界にも行けるわけです。





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