Nicotto Town


ふぉーすがともにあらんことを、あなたにも。


頭の回転が速くなるかもしれない方法(?)

思考を単純化することです。

といっても、すべての思考を単純化してしまう
わけではありません。

脳は、無意識でも思考を処理している場合が多く、
(というか、ほとんど無意識の思考です)

今回単純化しろ、といっているのは
意識的な思考の方で、

こちらは同時に2つまでしか
考えられない、などのいくつかの制約があります。

つまり、意識的な思考を単純化する、
ということです。

もちろん、無意識でもちゃんと脳は動いているので
思考を高速化させるため、意識的な思考は
できるだけ単純化させる、ということです。

意識的な思考はおそらく無意識中の思考の
バッファーだと思ったほうがいいでしょう。

バッファーとは、思考のための予備領域のような感じです。
つまり、運動会のことを考えたら
何月の、同じ季節の行事がこんだけあって、
あぁ去年はこういうこともやったな……

というふうに思考を連想させるため
予備の領域でもこれだけの情報を駆動させておく
必要があるのです。

会社だったら、

給料はいくらで、そういえばこういう働きもできたなぁ
など考えることが思考のバッファーです。

つまり、ひとつのことを考えるのに
それなりに膨大な域を計算する必要があって

そういった領域をバッファーと呼びます。

意識的な思考は無意識のバッファーだと
思ったほうがいいわけです。

つまり、考えたいことがあって
なんらかの意識的思考が働いた場合、

より広い領域の無意識思考が
働いていると思ったほうがいいわけです。

ただ、「明日の予定なんだったっけ?」と
考えている時でも、もっと多くのことを
無意識で考えていると思ったほうがいいわけ。

ひとつの情報を引っぱり出すためにも、
それなりにいろいろなことを考えなくては
ならないわけです。それがバッファーです。


この無意識のバッファーが意識的思考である、
というのを前提にした場合、

意識的思考はできるだけ単純化したほうが
いいわけです。

なぜかというと、
さっき言ったように意識的思考には
同時に行うにはある程度の制約があるためです。

つまり、制約のある環境で同時に意識的思考を働かせるには
限界があるためで、

無意識で思考したほうが圧倒的に速いわけです。
なので、表題の「思考を速くする方法」の答えは

無意識で思考すること、と思っていただければ
いいと思います。

その上で、意識的思考は単純化したほうが
より無意識思考が速くなりやすい、

ということが言いたいのです。

意識的に思考するには制約がある、
ということを踏まえた上で

意識的な思考は単純化したほうがいい、
ということですが

例えば、これは
意識的思考をしていると
他の計算がおろそかになる、

ということが前提になっています。

事故の瞬間に、
アドレナリンを働かせて瞬時に危険を回避しないと
いけないときに、

あれこれ意識的に考えていては
遅すぎます。

まず、そんな人はいませんが
明らかにその人は天国でしょう。

アドレナリン経由で瞬時に緊張して
反射的行動をとらなければいけないときは

意識的な思考は働きません。

ちょっと大げさな例えかもしれませんが
ようは、意識的な思考は単純なほうがいいので

できるだけ単純化すると、
無意識を含めた思考が速くなりますよ、

ということが言いたかっただけです。


知識というのは、階層性になっていて
ひとつの情報を引っぱり出すにも

それなりのバックグラウンドが
必要で、それがバッファーというわけです。

世の中には
「一は全、全は一」や
陰陽両極対のような

単純化された、
万有法則ともいうべきシンボルがいくらでもあります。

単純な、だけども万有法則に近いものは
結構な広範な知識を包摂していると
いってもいいでしょう。

(包摂とは、含むの意味です。)

無意識のバッファーが意識的思考なら、
意識的な思考はできるだけ単純化したほうがいい。

上のような法則を意識的思考で処理するように
努めれば、

無意識の思考が広がる、
そう思いませんか?

アバター
2014/03/12 17:28
脳についてもある程度
分かっていたんでしょうね~ 感覚でですが
アバター
2014/03/12 17:07
シャーロックホームズは
余計なことを考えなかったそうで
元祖バッファー




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