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ネットと人格 その2

ネットと人格 その2

ネットと人格というタイトルだと、
なんだか難しそうですが、

ネットと人格はまったく関係のないものです。

ネットに人格があると思い込みがちですが、

ネットの人格はまったく別のものです。

前の題で逆のことを書いているように
思われるかもしれませんが、

気にしないでください。

人格という言葉自体、けっこう精神病理的な
感じがして、敬遠なされる方もいらっしゃるかも
しれませんが、

詳しく学問で定義するとなると、
また話が込み入るので、

ここではあえて性格的キャラクターのこととして、
書き進めていくこととします。

筆者は高校中退で国語は得意ではあったものの、
文法自体おかしいところがあるかもしれませんが、

どうかご容赦ください。

ネットという媒体自体、
結構誤字脱字が多いものなので、

そこのところはよろしくご指導願います。

人格の自覚としては、
思春期の自我というのがみなさん思いつくと
思いますが、

日本に限った話ですが、
結構問題の多い時期であったりします。

海外(アメリカ)でも思春期は問題の多い年頃
であったりします。(若干あっちのほうが深刻だったり…)

詳しい話は精神や哲学の本に譲るとして、
筆者は思春期の悩みがなかったようにも
思えます(一応男性です)。

ここでは詳しい精神病理の話は避けるとして、
ネットにおける人格について、

もう少し詳しく見ていきたいと思います。

特に思春期におけるネットの問題として、
ネットは人格と仮想人格と分類して考える上で、

今のティーンエイジャーの方にはひとつの
通過点になっていると言えるでしょう。

今の生活、ネットとは切って切り離せない状態になっていると
思います。

20代だって一緒です。(そうでない方もみえるかもしれませんが、)
ここでは特に、人格形成期におけるネットの(人格)の影響について
取り扱いたいと思います。

まず最初にはっきり言ってしまうと、(私見ですが)
ネットと人格形成の問題は、はっきりと区別すべき問題だと
思います。

大人(一般社会人)は、広くネットと10代を切り離したがりますが、
それは、性犯罪などの犯罪行為から遠ざけるためであって、

ネットが広く普及してからまだ日が十分に経っていない今日では、
性格形成の問題と深く考察されていない点があります。

詳しく言うと、人格との影響の関連性が吟味されていない
という点です。

特に今の日本では、
ネットが大人ですら正しく理解されないまま利用されています。

ネットの人格形成に与える影響は、今後じっくりと吟味されるべき
だと感じます。

私見ですが、
ネットと現実空間との分別がしっかりできていれば、
私は人格形成の問題とネットの人格の問題は区別して
考えることが可能だと存じます。

10代においては、
リアル空間とのリンクがあってこそのネット空間(人格)なので、

ネットでの人格はさほどリアルとはかけ離れた存在には
ならないと思います。

いったんネットの世界に引きこもってしまうと、
(といってもさほど広い世界ではありませんが、)

リアルとの人格のかい離に悩んでしまうパターンも
でてくるのではないかと思います。

時代はどんどんネット中心への時代へと移り変わって
行くかもしれませんが、

あくまでもリアルがないとネットは存在できないので
(2013年2月現在では)

まだネットだけという時代はこないかもしれません。

ネットの世界にどれだけリアリティを持てるかというのが
今後の焦点になっていくのでしょうが、

ネットもなにも技術の進歩と発展自体が、
商業目的と絡む以上、

哲学的にみた、リアリティと理想の一致は、
なかなか訪れることはないと思います。

(日本において、だけの話ですが)

人それぞれ、ネットに対する人格の見方は違うかも
しれませんが、

少なくとも、リアルとその窓口としての役割しか、
今後しばらくは持たないのではないか、と思います。

技術は進歩しましたが、
話が深刻になればなるほど落ち崩れてゆく現代では、

哲学的な分析が、技術の進歩と共に必要なのでは
ないかと思います。

テレビ、メディアなどは、洗脳やサブリミナルで
溢れ返っていますが、

自分の頭で考える力を持つためにも、
ネットと人格は切り離した上で考えていかなければ
ならないと、つくづく思います。

ネットの人格は、リアルの代弁者にはなりません。
しかしながら、そこにいる自分自身は、リアルそのものです。

誹謗中傷・ネット中傷などのなくなる社会が、
(合理的な批判は除きます)

今後訪れることを期待したいと思います。

ご購読ありがとうございました。
感想・コメントなど歓迎しております。

では。





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