Nicotto Town


ふぉーすがともにあらんことを、あなたにも。


拡張世界の是非

拡張世界の是非についてです。

拡張世界は、辞書的には拡張現実と言われるのですが
ようはコンピューターを使った現実に情報を付加する技術のことです。

また拡張現実(世界)自体はコンピューター上の現実世界に付加された
仮想世界のことも指します。詳しくはwikipediaの拡張現実を併せてご覧ください。

拡張世界は、一見して使いやすい情報の入手手段と思われるかも
しれませんが、

いくつか問題点もあります。

まず1つ目は、

拡張現実と実際の私たちの見ている仮想現実が合わない、ということ
です。

つまりギャップを感じてしまう、というわけです。

2つ目は、

世界の解釈ができなくなる、という意味です。
詳しくは、拡張世界に描いたもの自体があいまいになって
しまう、という点です。

勝手な解釈でゲームなどで勝手な世界観を描いてしまうと、
現実とは受入れ難い、という判断を下されてしまい
リアリティが欠如する、という点です。

1の問題点については、

技術的な問題です。

いかにコンピューターのパラメータと
現実(仮想)の認識のギャップを埋めるか、

という問題です。

ようは拡張世界認識メガネに
間違った(数値のずれた)映像を表示しないことです。

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2つ目の問題点については、

勝手な解釈で描いた世界では、
現実(仮想)とまったく合わない、という事態が起こってきます。

ファイナルファンタジーのいきすぎや、
大航海時代Onlineの勝手なアップデートなどが

それに当たります。(パッケージ商品の弱さですね)

リアリティの欠如は、例えそれが重要視されない
ゲームの世界においても、大きな影響を与えます。

つまり、完全に剥離した世界になってしまう
ということです。
(紙の上に描いた世界みたいなことになってしまうわけです。)

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キーワードは、リアリティです。
リアリティは、感じている臨場感とも訳せます。

ようはどれだけ脳へのフィードバックがあるか、
ということになると思うのですが、

仮想の上に拡張世界では、
臨場感がかなり大事になってきます。

つまり、拡張した世界を描いても
リアリティが感じられなければだれもついてこない、という点です。

今スマートフォンはリモコンみたいに使われているわけですが、
拡張現実の技術自体は、スマートフォンが終着点のようなものです。

カメラに映しているのに、それを画面上で取り払う(ように見せる)技術
もあります。

あと6年ほどで、スマートフォンを持つのがステータスという時代は
終わりを告げるでしょう。

また使いやすく小さい携帯端末へと進化(ある意味では回帰的ルネサンス)を
遂げることでしょう。


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リアリティの有る無しは、拡張世界の是非にかなり影響
するのですが、

よほど緻密に計算されたプログラムでないと
厳密に拡張現実上で動作しない、
ということが言えると思います。

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拡張世界はコンピューター上の拡張現実として
通常は解釈されますが、

ようは見えにくい世界(拡張された世界があるにも関わらず、です)
リアリティを伴う付け加えられた世界、として解釈できます。

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2013年以降は、技術のパイ(全体量)がピークに達し
技術のダウンストリームおよび汎用・一般化が進みます。

つまり、大枠での技術の進歩は終わりという意味です。

これからは、細かい世界で技術が進歩していくという意味です。

スマートフォン・拡張現実・高性能カメラの技術を以て、
技術のパイの部分における進化は終了です。

よって値段が下がり、手軽にそれらの技術を利用することが
できるわけです。

今後は技術の使用の過程で、さらなる発展を遂げていくことでしょう。
(それでも全体量は限られているのには変わりはありませんが)

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むしろ、今後増えていくのは情報量のほうです。

ヒト一人一人が価値になっていく以上、
情報量は増え続けます。

もうカウントできない段階になっているのではないでしょうか。

今後伸びていくのは、マニファクチュア工業でしょうね。

一つ一つの作品に、人が価値を見出す時代なのです。


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なんか話が拡張世界からそれてしまいましたが、
技術の利用には限界があるという意味です。

ある増大する量は、一定の量増大すると
限界の量を迎えて一定幅で振れる波のようになります。
(だんだん減衰していきます)

人のやることが、これに当たります。
次に新しいことを考えないと、同じことをやり続けるのには
限界がある、という意味です。

なお、人の発想はこれに含まれません。
あくまでも物量的な話です。

これからは、手工業的なマニファクチュアリングが
有利に利益をもたらす時代になるでしょう。(経済学的な視点で見れば。)

もう大量生産の時代は、終わりなのです。

技術の微細化に伴って、生産の方法も緻密になっていくのです。

なお、これらの根拠は
スマートフォンなどの機器の利用には数的限界がある、という意味です。
(人間の数をスマートフォンが超えることはありません)

技術の枝分かれ的なことが、進んでいくでしょう。

これを以て、この項を締めたいと思います。

ありがとうございました。





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