Nicotto Town


ふぉーすがともにあらんことを、あなたにも。


スターウォーズと音楽

スターウォーズの音楽は
誰でも一度は耳にしたことは
あると思いますが、(ある一定の年齢以上での話です)

あの音楽、実は相当作り込んであって
おバカな人ほど夢中になるように作ってあるのです。

というか、上手く作られたものなら
おバカは誰でも引っかかります。

踊る大捜査線であっても、同じです。

大して面白くもない映画なのに、
なんでか見てしまう。

その背景には、
映画音楽という壮大で間抜けな仕掛けがあったのです―――


というわけで今日二本目のテーマは、
映画音楽~。

スターウォーズに絞って書きますが、
(というか、DVDがそれくらいしかないのです~)

映画音楽は、
どうでもいい映画を120%おもしろく見せる、

そういう仕組みがあるのです~

機能脳科学とか、音響学などで
原理を学べば、

誰でも簡単に“機能的な”映画音楽を
作ることができるのでしょうが、

スターウォーズ作品の音楽を手掛けている
ジョン・ウィリアムズは並大抵の人ではありません。

実は大人がよく見ると雑なスターウォーズの映画なのですが、
それは“子供が見てもおもしろい”というテーマで
描かれているからです。

よくある神話、昔話などを簡単にアレンジしたもので
セリフがわざとらしいと感じるのも、

昔の演劇や冒険詩などをアレンジしたものだから、です~

ジョージ・ルーカス自体
ギリシャ神話が大好き
ということをインタビューのなかで
語っていましたが、

まさしく、スターウォーズの中で描かれているのは
神話そのものなのです~

だから、よく見たらわざとらしいセリフもいくつもあるし、
登場人物のセリフのしゃべり方なんかも
ずいぶんわざとらしいです~。

この中でも一際“あくどい”喋り方をしているのは
パルパティーン“皇帝”で、

めっちゃ邪悪な話し方をしています~

小さいうちは、真似しないほうがいいかもですね~

もちろん、日本語版ならさほど害はありませんが~

神話をベースに

登場人物やモノなどを徹底してアレンジして作られた、

どんな層にも一定ウケしそうな映画、
それがスターウォーズなのです~

ただ、マニアックな部分も決して欠かさない
それがジョージルーカスのスタイルなのかも
しれませんね~

話はジョン・ウィリアムズに戻りますが、
スターウォーズの映画の作りが
ずいぶん雑なことを考えると、

非常に優れた音楽で、
それを彩っているとも言えます~

おバカな人には、
エピソード2のテーマなんかが
相当良く聞こえるのでしょうが、

冷静に考えれば
ファンタジーを見せられているだけに
過ぎません~

(ファンタジーの中でも、
ある程度上質なものを見せられていることに
なりますが~)

今の世代には、
映画がどういうものか知っておくためにも
エピソード2,3ぐらいは見ておいて欲しいですね~

(今更ながら、昔のシリーズも悪くないな~
とは思いますが。意外と良く出来ています)

映画として基本的な部分を抑えたのが
「スターウォーズ」のようなものなので

ぜひ見ておくべき“優秀作品”
なのではないかと思います~b





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