Nicotto Town


ふぉーすがともにあらんことを、あなたにも。


古典と小説

思ったのですが、

小説は何か思うものがないと書けませんねb

つまり、何か形にしたいけど
何か思いがどん詰まり状態だけど

そういう場合にしか小説は書けない、ということです。

実際結構解放されて
(文化的に、という意味です)

こう、物事を俯瞰して見れるようになると
小説を書こうって気はなくなります。

なにか物事のために小説を書こうって場合は別です。

テーマのために書くのなら、それはそれでいいでしょう。
何か訴えたいこと、訴求したいことがあれば
それを伝える手段で小説はアリだと思います。


物事のテーマとして小説を書く場合は、
それでいいのですが、

自分のために書く小説というのは、
案外難しいのではないのでしょうか。

個人的な感想ですが、
どうしても自分のためだと未熟な小説になりがちです。

なにか訴えたいことがあれば、別。
それが伝われば、成功なのですから。

もとより小説や物語は、
何か必要なことを伝えるために開発された気がします。

それこそ、神話や民族伝承の話になってしまいますが
必要な伝えたいことがあったために
口話伝承の形で伝わったのではないでしょうか。

単に趣味でこういう話を作ったから、
というのは

動機や理由としては正しいのかもしれませんが、
民族伝承の動機としては、いささか合わない気もします。

大昔の伝承は、言い伝えや戒めの形として伝えられた
のではないでしょうか。

それこそ、今のキリスト教徒にしてみれば
キリストの話も戒めです。

受戒こそ宗教の本質だと思うのですが
いかがでしょうか。

聖書は片しか読んだことありませんが
キリストの伝える話はどれも戒めに関すること
ばかりです。

根本的に恋愛やロマンスといった要素はありません。

キリストの話をファンタジーとする人がいるのなら、
それは間違っていると思います。

聖書を読んだ限りでは、
全部戒めの話です。

それこそ慎ましい生活をしていた時代の、
伝承的な部分もあったでしょう。


こう考えると、

民間伝承は戒めを題材にしている場合も多い。
だとすれば、今書かれる小説も
どちらかというと何かテーマ性があったほうがいいと
思うのです。

テーマ性のある小説を書こうとすると、
どうしても古典や文献を読む必要があります。

それこそ、読み漁る必要があると思います。

古典の中にある重要なテーマを
今の現代構文の小説で描いてこそ、

価値があると思います。


古典は重要ですが
それがなかなか読まれないので、

現代文で古典の重要な部分だけを抜き出した、
エッセンスを継承したテーマで書く必要があるのです。


小説は、まず題材選びから、です。


それこそ、テーマ性でよく考えて選ぶ必要が
あると思います。

何か深い題材があれば
それだけ読んでもらえる(深く読んでもらえる)
可能性は高いです。

形式だけ真似ても、何か深い題材がないと
個人的にはあまり意味がないと思います。


逆に形式は現代構文でも
深い題材があれば
それだけ読んでもらえる動機にもなります。

小説を書きたいけど書けないという人は
ぜひ古典を研究されてみてはいかがでしょう、か。


という文章になりました~。


現代文を研究しても、
なかなか古典を研究しないと
分からないことも多いです。

いい古典が見つけられれば、
それだけ現代構文の小説を書く上で役立ちます。

古典はすべての物語の原点なので、
まずそれから読むといいでしょう。

もちろん、おもしろい古典が見つけられなければ
意味がないとは思いますが……w

では、そういうことで失礼しますb

アバター
2013/07/31 17:33
知識も感情も一体のものだと
思っていますb

知識はある程度の情報空間で
感情はもうちょっと高度な情報空間ですかね~

文字のやりとりではなく、
情報や抽象的なイメージのやりとりは
余計に頭がよく働くので、

仏教の哲学は全般的に
それらを表した格好になりますねb

文字の空間よりも、

抽象的なイメージのほうが
頭はよく働いていますb

頭の情報を記号化したのが文字なので
ある意味頭のほうが働いていて当然なのかもしれませんねb

抽象的なイメージほど、
情報量は多いというわけb

感情という感情は、
たぶん知識よりも
頭が働いていると思いますb
アバター
2013/07/31 17:24
おれも小説を書きますが、今のところは、①頭にパっと浮かんだアイディア②実際に起こった出来事から物語が広がる③あとはニーズにあったような小説④そして、alfonceさんがおっしゃる古典系からの抜擢などでしょうか。おれはどれも全体構想を考えて、書いちゃいますが、赤川次郎は、まったく構成を考えず書いていくようですね。500冊も本を書いてたら全体構成もいらないくなるんでしょうね^^;

pcと同じで、頭の中のイメージを文字で表すことなので、書き方は色々な方法がありそうですよね。

古典なども本当に面白いですよね。調べていくとみんな共通点が出てくる。韓国と日本は同じ国だという学者もいるぐらい似てる^^;
聖書と古事記が、本当によく似てますしね。ギリシャ神話もエジプト神話も、似てます。仏教は途中から哲学の限界を知って、聖書から取り入れてるので、当たり前に似てますしね^^;どれもが、物語として伝えてることを考えると、知識も大切ですけど、感情が大切だという教えなのかもしれないですね。
知識だけを武器にすると批判ばかりになってしまいがちですからね。ソクラテスのように、知らないということを知る。これを古代から伝えられていたんでしょうね。
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2013/07/30 16:52
コメありがとうございました!
相談にのってくれて本当に助かりました^^
雑談も楽しかったです!
また機会があれば、お話してください♪
サークルの方も、いろいろ相談させてもらいます!




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