詩:「四季・12季」
- カテゴリ:小説/詩
- 2013/12/01 06:47:39
1月 私は恋を失くしました。
2月 私は愛を知りました。
3月 私は旅立ちました。
4月 もうそれから戻ってくることはありませんでした。
5月 新天地を見ました。すごい景色です。
6月 新しい出会いがありました。けれどそれは埋め合わせのようなものでした。
7月 思い出しました。あなたのことを。けれどそれは、旅の途中でしかありません。
8月 帰るところを思い出しました。けれどその場所までは思い出せません。
9月 帰る決心をしました。けれど今度は帰るべき場所にいる人を思い出せません。
10月 季節は冬になりました。もうあのころから1年ですね。見るものすべてが変わりました。
11月 不思議と寂しくはありません。そして変化は近い気がします。
12月 いよいよ戻ってきました。けれどあなたはいませんでした。どこにいったのやら。
1月 年が明けました。目の前にはあなたがいます。
そして2月 いつのまにか、一緒でした。そして生まれ月を迎えます。
3月 新しい生活がはじまります。そして二人は愛を誓うのでした。
四季は長いです。そしてそれを感じるたび
その存在の尊さに気づきます。
太陽はすべてを眺めます。また同じように人々も太陽を眺めます。
この世はサイクルでできています。けれどそれは僕らにとっては小さなサイクルで、
巡るものすべてが速く見えます。そして、そういえばもう春ですね。
失ったものは、帰ってきました。
けれど、それは最初からここにあったものでした。
サークルお題:「今週の短編」
ストーリー研究部
http://www.nicotto.jp/user/circle/index?c_id=225976
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いい、ということですねbコメント感謝です^^
けれど、それは最初からここにあったものでした」・・・
この最後の二行を読みながら不覚にも涙がこぼれてしまいました
心は四季を宇宙を旅するのですね 旅をしながら自分のあるべきところに
いつも戻っていくのでしょうか・・・素敵な言葉たちにありがとうございます^^v
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