Nicotto Town


ふぉーすがともにあらんことを、あなたにも。


剣の長さは体格に合わせて変えるべき

剣の長さは体格に合わせて変えるべきです。

まず、体格によって身長が違うのに
剣の長さが同じだと有利不利が発生します。

身長の標準から高い人は、(男女差含め)
標準とか今まで基準とされている長さの剣でも
問題ありません。

逆に、身長が標準より低い人や、
女子などは標準の剣を使うと不利になります。

この理由は二つあります。

ひとつは、身長に合わない武器は扱いづらい、
ということ。

体格に合っていない武器は、扱いづらくて当然です。
第一、身の回りのもので体格に合っていないものがあるのが
おかしい。

女子に長く重い剣を使わせたら、戦えないでしょう。
重い銃でも、扱いにくくて当然です。


もう一つは、身長や体格に合わないものを使うと
怪我をする可能性が高まるということにあります。

もちろん、怪我をする可能性が高い、ということは
体格に合ってない、ということですし

戦いにくい、ということでもあります。
これは、スポーツとして見た場合も
非常にアンフェアです。

スポーツとして剣術を扱うなら、
体格によって自由に武器を選べるシステムは
必要です。

全員が同じ規格で戦うなんて、あまりにも
閉鎖的で独裁的だと思いませんか?

体格に合わせて道具を適応させないのは、
共通規格が普通だった産業時代の遺物です。

いろいろな体格の人がスポーツに参加するようになった以上、
体格や身長に合わせて剣の長さを変更するのは必要なこと
なのです。

もっとも、共通のサイズしか使えないのは
独善的だった独裁時代の遺物でもあります。

男子だけが、主流という考え方ですね。
体格で生じるアンフェアを無視するのは、
いかにも儒教的だと言えます。

儒教は、男子しか人間と認めない
差別思想です。

こういう思想は、とうの昔に置き去られたものなので
捨てなければなりません。

21世紀に差別思想は不要です。

体格に合わせて武器を選ぶ発想は、
自分にあった得物を選ぶと同じことです。

武器へのこだわりなしに、
武術は達成できません。

もっとも、どの武器でも同じように戦えるのが
理想ですが、

誰にだって得意なもの、苦手なものはあります。

なら、得意なものがあってもいいじゃないですか。
そう思いませんか?

得意な武器は、自分で選んだものでなければならない。
自分で選んだとは、ちゃんと体格に合っている武器のことです。

ほぼすべての場合で、ちゃんと体格に合った
武器を使うことは重要になります。

例外なしに、優位に立てると言っていいでしょう。

標準規格のほうが戦いやすい、という意見もあります。
ただ、体格に合わせないと標準規格では上手く戦えません。

体格に合っていないからです。

一個、象徴的なサイズを作っておいて
それに合わせる形で、練習することで

武術として理想的なフォームや戦い方に
フォーマライズ(適応)させることもできます。

ただ、この方法では体格の差を埋めきれていません。
根本的な体格の大小は、武器のサイズを変えないと
フォローしきれないのです。

身長の低い女子に長い剣を使わせても、
上手く戦えないでしょう。

同じ長さの剣を持ったより高身長の男子にやられてしまいます。

スポーツのフェアネスとは、
どんな体格の相手とも戦っても
十分に均等に機会が得られる状態を言います。

つまり、結果に関わらず平等に戦えるのが
スポーツの絶対条件です。

そういう意味では、
バスケットボールや野球などの球技も
ボールの大きさなどを変えないといけない。

体格に合っていないものを使わせるスポーツは、
あまりにもアンフェアです。

男性が支配する社会に慣れ切っていたからこそ、
こういう風習は残っています。

これからスポーツを考えるなら、
男女の機会均等とともに
体格によるアンフェアもカバーしなければならない。

そういう意味で、道具を体格に合わせる作業は必須なのです。

これからの時代は、どんな体格・身長でも
同じように機会を得て、公平にプレイできるように
するべきです。

そのためには、体格に合わせて道具を選ぶのは
不可欠です。

道具が合っていないのに、
上手くパフォーマンスを発揮できるはずがありませんから。





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