Nicotto Town


ふぉーすがともにあらんことを、あなたにも。


意味付けの世界の先に。

物事には、なんでも意味付けが必要です。

そしてその意味付けは、
私たちの生活で常に重要な“意味付けの”位置にあります。

これは、私たちが常日頃から意味付けを求めて
生活してきたということでもあり、

また、その意味付けは脳の学習発展の過程で
重要だった、ということです。

理屈で解釈するときに、人間はなんでも意味付けをします。
意味付けをすることで、関数的に解釈する際に

計算しやすいですし、

今の認知科学では関数主義といって
関数で全部表現できる、という立場を明らかにしています。

こういうことからも、意味付けは重要で
頭で解釈する上では重要な意義を持っていることが
明らかになると思います。

まず、意味付けを持たないとは
最初からアプリオリに完全情報が存在している、
ということにもなります。

いわゆる、完全な情報の神のことです。

現代の数学では、完全情報の神は否定されています。

不完全性定理で、完全な情報が存在しないことが
証明されたためです。

(系内で完全だということを証明しようとすると
系内で必ず矛盾が生じる、ということから)

つまり、人間が意味付けを持たないということはありません。

最初から神はいない、のであり
ということは何の意味もなく存在するものはほぼない
ということです。

人間は何か物事に適当な理由を付ける場合がほとんどで、
意味付けがあるかないかは、
その時の人間の気分に関わっている、ということです。

つまり、人間が考えたならば意味付けがあるのは確実で、
そういう意味で意味付けがないことはほとんどないと
言っていいでしょう。

つまり、どんなことにも意味付けはあるのです。
しかも、それは人間がやったことです。

脳のないところに、思考はありません。
従って、人間がいる以上どこかに意味付けはあります。

例えなくても、人間は意味付けを考えますが。


意味付けは、人間が考えたことです。
人間が、おそらく必要だからやっていることです。

完全情報がないのは確実ですから、
何かを考えるには意味付けが必要なわけです。

そういう意味で、関数主義はある、ということですし
実際に、何かをやるには意味付けが必要なわけです。

そして何かを言葉にするには、意味付けが必要なわけです。
そういう意味で、意味付けは必要だと言わざるを得ません。


では、その意味付けをどうやったら超えられるか?
どうやったら、自分を超えられるのか。

答えは簡単です。悟ればいいのです。

自分の宇宙のすべてについて知ること、
自分の意味付けについて知ること、

それが、関数主義における意味付けの立場でもあります。
ということは、それらについて知ってしまえば
意味付け、つまり自分を超えられるということです。

で、その方法ですが、

「苫米地英人、宇宙を語る」/苫米地英人著

に書いてあります。

簡単に紹介すると、
今が最高に幸せだ、
目標は全部達成している。

と思うだけでいいと書かれているのですが、

具体的な理由については
全体を読んでみないと分かりません。

少なくとも、宇宙を知ることが
自分を知ること、ひいては
幸せを感じることにつながる、という内容ですから

間違っていることはないと思います。

ただ、本を読んでもらわないと、分からないこと
ですから、

そこは自分の限界を超えて、
自分の意味付けについて知ってもらえれば
いいわけです。

その本を読むことは、
自分の意味付けについて知ることにも
なります。

それがこの文章の意味付けです。

ということで終わりたいと思います。

〈終わり〉





Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.