Nicotto Town


ふぉーすがともにあらんことを、あなたにも。


3Dプリンタ銃の実態

http://www.youtube.com/watch?v=DconsfGsXyA

ドキュメンタリーです(youtube,英語) 24分ほど


3Dプリンタ銃は犯罪用途の極めて高い
危険なものです。

ここで間違えてほしくないのは
3Dプリンター自体は普通のテクノロジーだということ。

問題は、3Dプリンターで銃を作る側の
心にあります。

どんなものも、使い方を間違えば命を落とすことだってある。
他人の命を奪うことも同様です。

もし、自衛用などまともな手段で使うなら、
粗悪な樹脂製の銃は要らないし、使わない。

暴発や破損の可能性があるからです。

その用途ならば、普通の売っている銃を使えばいいのです。
(アメリカなどでの話です)

もしくは、軽便性の高い5.56㎜ライフルは
販売しなければいいだけの話で、

(立てこもりや強盗事件などで
警察と銃声の聞き分けが利きづらい。

警察や軍の主流は5.56㎜ライフルです)

手軽に使える銃は、出回らなくすればいいのです。

自衛用のためなら、7.62㎜ライフルやハンドガンのほうが
よっぽど効率がいいのです。

いちいち防げる段階から危険性の高い銃を
出回らせる必要はありません。

軍で使われるということは、
殺傷力が高く軽便性の高い武器だということです。

もちろん、7.62㎜の銃も使われていますが、

扱いやすさという点で5.56㎜銃より危険性が
少ないのが現状です。

(7.62㎜ライフルは比較的大きく、長いため
強盗や犯罪に使われにくい。

隠すのも難しいので5.56㎜銃が出回るよりは安全)

ちなみに、5.56㎜銃は最近では出回っているようですが
今回の動画に映っている3Dプリンタ銃は5.56㎜のものです。

問題は、手軽に扱える銃が
実際に簡単に出回ってしまうということ。

実際、射撃や自衛用には正規品を使えばいいだけの話で、
そっちのほうがまだ規制が掛けられます。

正規品を売っている軍産複合体も黙っていないでしょうし、
3Dプリンタ銃に規制が掛けられるのもそう遠くはありません。

ただ、問題は殺傷力の高いライフルが
実際に簡単に出回ってしまうということ。

3Dプリンターというテクノロジーを
ある人間が使い方を間違った結果です。

もちろん、そういう行為が出てくる下地が
アメリカにあったとか、

もともと銃犯罪体質だ、
というのも当てはまりますが、

なによりテクノロジーを使うのは人間です。
使い方を間違えば、どんな道具も危険になります。


はっきりさせておきたいのは、
正規品よりも3Dプリンタ銃のほうが
扱いの面でもかなり危険だということです。

実際、動画中で射撃している場面がありますが
後ろの銃床(ストック)部分がポロッと
抜け落ちています。

樹脂で作った銃なので、
当然もろいです。

少なくとも正規品よりは
もろいことになります。

正規品も樹脂を使っていますが
実際の銃ははるかに安全です。

(もちろん、使い方を間違えばどの道具も同じ)

扱いが危険な銃なら、
正規品がある以上あっても無意味です。

ましてや、簡単に作れてしまうのですから
犯罪に使われるのは確実です。


実際、作っただけともとれますが
例えば、

日本で爆弾を作ってみて
試しに通りで爆発させたら、

犯罪ですよね?当たり前です。

誰もいない原野で
爆発させても多分同じことです。

法律が社会的契約のもと成り立っている以上
ライセンスを取らないとできません。

ライセンスがあるということは、
危険なことはやらない、ということです。

危険を起こさない契約をするから
ライセンスがあるわけで、

3Dプリンタ銃のように
ほぼライセンスなしで扱えてしまう銃は
非常に危険です。

なにしろ、出来損ないの模倣品を
しかも、危険性の高いものです。

ただで出回らせておくのは
非常に危険なことです。

これが、絶海の孤島ならいいかもしれない。

ただ、そこで作っても結局は
陸の社会に出回るのがオチです。

もちろん、ライセンスをとって
販売しているから、いいかといったら
そうではない。

模倣品の、擬製の銃である以上
危険性は変わりません。

特に、扱うだけでも危険という意味で
危険性は非常に高いです。


テクノロジーは使い方によって、
天使にも、悪魔の道具にもなります。

その気になれば、できるから
という理由でやっていいわけではない。

社会的に危険性の高いものは、
出回らせてはいけないわけです。

もちろん、作るのもダメです。
出回るのは目に見えてます。

もしやりたいのなら、
軍事産業に入ればいい。

その気になれば、
いくらでも試し撃ちはできます。

ただ、それがタダで社会に出回ることを
考えてみてください。

これほど危険なことはありません。





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