世の中には普通のものしかない
- カテゴリ:20代
- 2014/09/04 11:00:10
世の中にあるものは、すべて普通のものです。
普通が普通を作り、ものを作り、人を形づくるから、です。
今まで社会を為してきたものが、普通になり
普通であるものが、また全体を形成していきます。
普通でないものは、ありません。
確かに、新発明品などは、最初は普通のものではないでしょう。
ただ、それが受け入れられるとすれば、それはその先普通のものとなっていきます。
経験論的に言えば、人間は知っていることしか認知できません。
これを当てはめるならば、普通のことしか認知できないのです。
知らないことは、認識できないので、
今まで世の中にあるものしか、認識できないのです。
強いて言うと、普通のものしか、認識できないのです。
こういう反論もあるでしょう。
その人の知らないものが、あったとして
それは、認識不可能か?と。
それは、さっきの通り
人間は知っているものしか認識できないので、
普通のもの以外認識不可、ということになります。
もちろん、未知のものでも
脳科学的にいえばゲシュタルト能力というやつで、
知っている“普通の”物事から類推して認識します。
ひいては、それが普通になっていくわけです。
なら、この世には普通のことしかないではないですか。
確かに、真新しいことがあっても、
それはその先普通のことになっていくわけです。