ゲームで勝ちまたそれを有益に生かし状況を変えるには？

ゲームとは、世の中ほぼすべての事象のことであり特に勝ち負け損得の存在する
ゲーム的形式のものほぼすべてのことを指します。世の中のほとんどのものはゲームで、ひとつの抽象度のゲームに勝つと次のゲーム、といった具合にレベルの高さで積み重なる階層構造のようなものになっているのです。ゲームを最終的なところまでいくとこれ以上ゲームを仕掛ける必要のないところまでいき、最終的には悟れます。ただ、悟ったといってもゲームをやっていては悟れませんから、最終的にはゲームをやめることになります。つまり、競るのをやめる、というところまでいく、という意味です。そんなゲームで、できるだけ最省効率で勝ち、それを有利な結果へと導きさらに上を目指すにはどうしたらいいのか、今日はそんなところです。

基本的に、ゲームには常に勝ち負けがあります。スポーツしかり（スポーツなんかはゲームのゲーム形式の最たるものですが）、経済しかり政治しかりすべてゲームです。もちろん社会システムなんかもゲームで今民主主義があるのは先人達がゲームに勝ったからです。（民主主義自体は自然に人間が本来享受できるもの、という定義があることも忘れてはならない。）歴史でも然り勝ったものしか残らないのがゲームの必然なのですが、他のものはどうするのかというとゲームを組み換えることで生き残りを図ります。つまり、そのまま残れるのはゲームに勝った者のみで関係なかったり負けたものはその都度ゲームを組み換えることになります。その結果ゲームに階層性が生まれ強いものが上位の1％に残るシステムになっているのです。1％以下の人間が世界の富を占め貧富の差が生まれるのは最早ゲームの宿命だともいえるのですが、何もそうでなくては全く食っていけないわけではありません。ゲームの組み換えという手段を使っていくらでもゲームで優位に立つことができるのです。その手段を使えば自分の自由な空間を作れます。もはやゲームの必然性からの束縛とはおさらばできるのです。では次はその方法について。

ゲームには組み換えでいくらでも有利になる方法がある、と書きましたがゲームというものはそもそもやってる最中にも消耗、勝ったところで全部消耗して終わり、というまるで蟻地獄のようなシステムが潜んでいるのです。なので努力しても努力しても報われないのは当たり前で、どうやって上手くやるかというとゲームのやり方そのものを変えなければいけないのです。つまり、ということはゲームそのものを組み換えなければいけない、ということになります。ゲームを組み換える方法は、いたって簡単でまず、目の前の行き詰っているゲームをやめます。次に、ゲームを仕掛け直すのです。こちらから仕掛け直すことでより効率的に有利に立ち、こちらの都合のよいようにゲームを進められます。ここがミソでかちらの都合のよい条件でゲームを仕掛け直すのがよりゲームで有利に立ち効率的に勝つ、クリアする方法なのです。このとき、よりレベルの高いゲームを仕掛け直すことを心がけましょう。そうすれば、全体のゲームのレベルが上がっていって次からは何も努力しなくてもゲームにどんどん勝てるようになります。なぜかというとゲームは書いた通りよりレベルの高いゲームへと集約される「癖」のようなものがあって、最終的には一番レベルの高いゲームを仕掛けたものが一番有利になる、という仕組みのようなものがあるのです。というと、それは何か、ということになりますが早い話、一番レベルの高いゲームとは、ゲームをやめる、ということなのです。ここまでゲームについてあれこれ説明してきたのに、今さら何事か、と思われるかもしれませんがゲームの目的はそもそも最終的に一番レベルの高いところまでいってゲームをやめる、というところにあるのです。なので、ゲームで勝ち続けても意味がないのは言うまでもなく、最終的にはゲーム、目の前の出来事を完全にやめてしまう、というところまでいくのです。一旦やめてから、またもう一回自分の好きな形で仕掛ければいいのであり、そういう意味での、ゲームをやめて、もう一回仕掛け直す、ということなのです。自分の好きな形であれば、努力はいらない。そういう意味で、完全にすべてを超越した形で自由になれるのです。

生きている時間は有限です。人間が居られるのは今ここにいる空間だけで、向こうの世界などありません。現実と戦うのも結構ですが、それなら、もし自由になりたいのなら、いっそのことゲームをやめてしまえばいい。生きている限られた時間は自分のものなのですから、自分のやりたいことをやってしまえばいいのです。もちろん、それには自分のやることはすべて自分で責任を持つ、ということも必要になってきます。自分の限界を超えるのは少々恐いことかもしれませんが、それをしなければ人間は伸びません。ぜひ、一度ゲームをやめて、それを仕掛け直して、そして本当の意味での自由へと向かっていくことをおすすめします。