Nicotto Town


ふぉーすがともにあらんことを、あなたにも。


錬金術関連のwikiを作りませんか?

錬金術というと、現代の化学の前身だと思われる方も多いかもしれませんが、実は錬金術はちゃんと科学としての体系を備えたもの、あるいは使い方によってはどこまでも物質の力を引き出すことのできる、すべての基礎であり哲学だったりします。よく現代の科学を称賛するためか錬金術を〈時代遅れの遺物〉と称するメディアも多々見受けられますが、あれは大きな間違いです。錬金術こそ精神性と哲学、科学を一体化させたある種の科学としては完全体であり、すべての試行錯誤あるいは物質の基礎となり得るべき要素がふんだんに詰まったものなのです(高校の教科書までそれをむしろ蔑ろにする記述があるぐらいですから、日本は遅れています、落ちぶれています)。長い年月をかけて人類が積み上げてきたものを現代の科学の前身だとしてしまうのは、至って簡単なことですが、それは早い話、間違っています。そもそも自然や物質の世界を基礎的に基本的に理解するのには、系統・体系立てられたある意味宗教や精神性とも合一した科学と宗教性の合致したものでなくてはなりません。今の科学の発展は目覚ましいものかもしれませんが、そもそも今の科学的発展はむしろ平和な世の中になったので技術的産業的側面が追い付いてきた側面が大きく、実質の科学としては100年前のパラダイムがまだ基礎的な部分では続いています(情報技術的には新たなフェーズに進入したといってもいいのかもしれませんが)。ともかく、科学の基本的な部分では未だに錬金術の精神性が通用するぐらいですから、科学それから化学の基礎として錬金術を学んでおくことは十分に現代における私たちにとって価値のあることだと確信しています。そこで、ではありませんが化学としての錬金術の基礎や歴史についてひとつの箇体としてまとめるべく、seesaawikiという無料でできるウィキを利用してですね、知識をひとつのページにまとめようかと思うのです。もちろん書いている側は知識の整理になりますし、読んだだけ、さっと目を通しただけでも読む側は知識の整理やあるいは基本的な知識を獲得することにつながります。また、広義には素晴らしい化学の基礎である錬金術の知識、あるいは存在そのものを後世に伝える役割も兼ねています。我こそは、と思う方は是非この稿にコメントを下さい。もしくは興味がある、という方でも構いません。またご意見・ご要望などもお待ちしております。錬金術に興味のある方のご参加を、お待ちしております。(この文章は自ブログからの転載です。詳しくはプロフの「文明と歴史の交差するところ」のURLから辿っていってください)

アバター
2016/03/16 16:59
-追記
錬金術のほかにハーブ・薬草学あるいは手工業・産業についてのwikiも検討しています。ただ今こちらでは中世・近世ヨーロッパ歴史研究考証wikiというのもやってますが、こちらも読者・著者の方ともに募集しています。こちらのほうは現在稿数も増えてきて、内容としてはまぁ五分五分、といった感じです。ページとしては、それなりに成り立ってきたかなぁ~という感じですね。こちらの件に関しても、ご興味あるいはご質問ある方のコメント、お待ちしております。興味のある方は是非遠慮なくお願いしますね。




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.