Nicotto Town


ふぉーすがともにあらんことを、あなたにも。


紅茶と嗜好品と四大元素と。

紅茶は、チャノキ(茶の木)の葉っぱを収穫後発酵させたもので、要は緑茶などの木と根源的には変わりないんです。まぁ、中国のウーロン茶なんかも類似する製法などからしても、紅茶扱い(今回紹介する本では紅茶扱い)されることもありますしね。まぁ、チャノキは茶の木なんですが、まぁ少なくとも遡れるところでは発祥はインド、それ以上は分からないといった感じで(吉川英治著の三国志(演義)にインドの方から伝わった緑茶という記述がある)、今日ではインド、中国の温暖な地方、ベトナムなど熱帯地域の高地を中心に幅広く栽培されていてそれをイギリスの会社(トワイニング)などが世界に広く輸出している、というのが約400年前にイギリス東インド会社がインドで紅茶を(一商品として)発掘して世界に販路を広げていった、という紅茶の近代史ともいうべき歴史の掌編の一片でもあったりするわけ。で、今回書きたいというか紹介したいのは、紅茶には産地も違えば個々の製法や特徴もそれぞれ違ったりする実に様々な種類が存在するのだが、そのほとんどが持っている特徴は、西洋の四大元素や中国の陰陽五行(まぁ、これは紅茶に当てはめるにはあまりにも難解すぎてここではおすすめしておかないが)で、きっちり分類・区分ができる、ということです。まぁ、錬金術の四大元素の概念を用いて何かしら食品であったり植物、ハーブ、その他日用品や身の回りの物質、はてまて日常の諸現象までも四大元素で区分するのは非常に難しくないこと、というかあえていえば非常に簡単なことなのですが(まぁ、実際にどうなのかは自分でやってみると早い。とりあえず四元素と対応する方角、それから時計回りで属性が廻るなどの基礎事項を知っていれば問題ない)、今回特にその中でもアッサム、ダージリン、アールグレイのよく巷で聞かれる紅茶の名前ですが、その紅茶を四元素的に区別することをやってみようと思います。(まぁ、正確な香りや味、紅茶の水色などの諸要素の分析が読みたい、という方は後述する紹介する本「世界の紅茶」/磯淵猛氏著にてお読みいただければ、と思います。電子書籍でも、出ていると思いますよ。実際、僕が持っているのはAmazonのKindle版です。)諸要素の分析は、「世界の紅茶」という本の分析を参考に、というか底にして四元素的分類を当てはめているのですが、まず、参考までに、というか初めにいっておくと、西洋の四大元素とは、ご存知の方も多いかと思いますが、大地・風・火・水の四元素(方角にも当てはまっていて順に北・東・南・西)のことで、英語ではclassical elementsともいいますが、基本的に何かに当てはめたり分類して分析したりするときは、火・水(南西が入り)、水・大地(女性)、風・大地(安定のエネルギー)、火・風(男性)といった方角を二つずつ合わせてそれぞれ間を取った分類の要素を使用します。なんでかって、そっちのほうが分類しやすいし分かりやすいから、なのですが、で、その中でも特に火・水に特徴的なものがあるのがAlternativeの男性エネルギーで、火・水・大地の合わさったものはさらに安定的な物質で男性的金属とも、水・風・大地は自然の三元素ともいい象徴的女性、方角で描いた円の右半分の火・風・大地は安定的物質で女性的金属、火と風は発散的エネルギーの象徴、で最後に火・水・風はエネルギーの象徴で象徴的男性、という分類の仕方をします。まぁ、大まかにいえば火・風は男性で動的、で水・大地は女性で固定的、火・水はエネルギーの象徴で、風・大地は安定の象徴、と見ていけば差し支えない、と思うのですが、さてさて、あまりもったいぶらずにさくっと紅茶の四元素的分類だけ見ていこうと思うのですが、さっき言ったアッサム、ダージリン、アールグレイのここでは3つですが、まず、アッサムは火・水、中心です。基本的に、これに近ければそれだけでも(他の飲み物でも)飲み口よし、ミルクとも相性よし、甘みにもあう、となるのですが、(火から水に移るエネルギーの動き、となるため)実際にも「世界の紅茶」の分析でも確かに火と水に特徴的な配分になっています。で、大雑把な、ざっくりとした見方をすれば、ある意味一番オーソドックスな種類、と見てもいいかと思います。まぁ、僕のおすすめはアッサムとケニアのブレンドで、すっきりとした飲み口で砂糖なしでもそのままでも十分甘い、というものですが、火・水から入るものは水・大地、つまり甘みや水分と相性がいい、ということになるのですが(ミルクも水・大地の属性です)、で次は世界三大茶葉にも数えられるダージリン、でこちらは火・水にさらに大地的な特徴が加わった王様と呼ぶに相応しい極めて安定的な茶葉とも言え、そのままでもいいが水・大地つまりミルクや砂糖などの甘みと足すと、さらに安定しておいしい紅茶になるともいえる茶葉の種類です。まぁ、最近では産地の困窮で値段か高騰したという品種でもありますが、さてさて、最後のアールグレイですが、こちらは語源はアール(Earl)、つまりイギリスでいう公で、グレイは恐らく名前ですから適当にいえばグレイ公ともなるのですが(語源についてはYoutubeにもそれらしい動画があったと思いますので是非英語で検索してみてください;who is "Earl Grey"?とか、私も見ていないので詳しくは知りませんが)、それはさておきこちらは香り高き火・風・大地となっております。物質的には女性的金属で人間でいえば男性的女性(反対に火・水・大地は女性的男性)、にあたるのですが、主に香りと薫りの抜けの良さ、が特徴になるかと思いますが、こちらはベルガモットやあるいはアレンジの類でいけばミントや香りのいい植物などの比較的男性寄りのハーブなどと相性のいい紅茶になりますね、基本的にそのまま飲んでもいけますが香りのいい何かと組み合わせることによりより効力を発揮する茶葉というか属性だともいえます。単純に四元素的な火・風・大地の組み合わせでいけば、一般的には解毒やあるいは緩下作用のある組み合わせ、ともなるのですが、目覚ましにもいい紅茶、ともなりますね。一般ではレモンと合わせてレモンティーとしても飲まれることも多々ありますが、それはその属性と目的によく合った飲み方だ、ということもいうことができます。あとは、火・水・風の属性の紅茶でいけばスリランカのヌワラエリヤとかが特徴的ですし、水・風・大地のものは、といえばインドの高地地帯産のやつで昔どっかで聞いたことがあるが、名前は忘れてしまったが、まぁ、確かにそういうのがあるんですよ。基本的に、属性の方角と産地の特徴、とは大元まで遡れば基本的に合っているはずですし、でもそれはいちいちその品種が出来た頃ぐらいまで昔までさかのぼっていかないと分からないし、なんですが少なくともその茶葉の品種の特徴に合った、そういった属性の分類もできるわけですよ。まぁ、ともあれ、紅茶でもなんでもそうですが四元素的分類や分析が当てはめられることは分かっていただけた、かな、とは思うわけですが、(コメント欄に続く)

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2018/03/25 13:16
あ、肝心の参考にした本を載せておくのを忘れていました。「世界の紅茶 400年の歴史と未来」/磯淵猛著 電子書籍でも出ているかとはおもいますので、是非気軽に手に取って読んでみてください。それでは、また。
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2018/03/25 13:09
まぁ、コーヒーにはまだまだ突然変異まがいの品種改良で寒冷期のこの先、150、200年と生き残る目算が立つ嗜好品でもあるのですが、反対に一方のカカオは栽培適地が基本的に、赤道付近に限られ、あまりにも栽培とその生産に融通が利かない嗜好品でもあるため、最近深刻化しつつある国際的な需給ギャップやあまりもの在庫不足に加え、それに寒冷化でついにはおそらくあと25~30年で世界的に生産されなくなるだろう、と僕は見ています。まぁ、皆さんにも馴染み深い嗜好品君達でもあるのですが、その大部分というか、メジャーな部分の多くは熱帯気候地域での生産に限られています。そう見ると、最近では熱帯地域の一部と見なされていた米国南部やフロリダの一部でも寒冷化の影響をまともに受け始めていますし、今後おそらく25~30年のうちに、ほぼ完全に世界の嗜好品と食品の贅沢品事情は様変わりしているだろう、という予想は容易に立つことだろう、と思います。まぁ、これの予測は今現在の段階では個人的予測ではあるのですが、今後あと数か月もしないうちに世界でも一般的な認識になっていくだろう、とは思います。まぁ、何にしても気付かない、相手にしない、予測しない、受け入れない日本の人々には問題が終束する間際まで認識されないんじゃないか、とも危惧しておるわけですが、まぁ、実際にそうなったら食べられない、あるいは飲めない、となるだけで、まぁ今のうちいえることは、残されたこれらの嗜好品が饗される期間を出来るだけ楽しみましょう、ということだけです!カカオにしろ、コーヒーにしろ、後に人間が供するのに適用することを前提として、彼のアトランティス人が元々食べられなかった原種を品種改良して目ぼしいところに残した、とかのこさなかった、とか色々噂があるものなのですが、まぁ、供せる期間を楽しみましょう、ということだけです!人生は生きている期間だけ、ですよ!では、これにて、また。
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2018/03/25 13:09
例えばコーヒーならどうなのかって?コーヒーは基本的に原産地が比較的はっきりとしていて、エチオピアかあるいはアラビアのモカだ、といわれていますしその属性的には火・風・大地です。基本的にただお湯で煮出して発酵や熟成といったプロセスというものも挟まないので加工過程で属性が変わることもありません。カカオの場合は、原産地が中南米ということもあって植民地時代に秘密のまま公然と、しかもひっそりと、原生の詳細が闇に葬り去られたという歴史もありますが、個人的には基本的には実生している木に生っている状態で火・風・大地、発酵・熟成される過程で変性して火・水・大地(甘みがよく合う)、になると見ています。まぁ、ここであげたのは三大嗜好品、ともいうべきどれも欧州列強による植民地支配と運営によって(砂糖も含めて、ことさら)世界に商品として広められ、広く一般大衆に定着した、という一見黒い歴史と裏腹、という側面を併せ持っています。まぁ、現代に戻って、最近では2017年に入って、寒冷化の傾向が著しい、ですが恐らく紅茶はまだ寒い地方でも対応できる製法を採っているので残るとは思いますが、コーヒーやカカオはただでさえコーヒー・カカオベルト呼ばわりされるとおり、産地が熱帯の限定された地帯と限られていますし、寒さの影響を受けやすい、火・風・大地で基本的に太陽の光・熱を主な成長源にするなど基本的に暖かい気候に強く依存している嗜好品というか植物でもあります。




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