その手紙は、雪の降る寒い日に届いた。
きっちりと長方形の封筒に右肩上がりの、そっけない印象のある文字が書かれていた。
その見覚えのある文字に、封筒をひっくり返すと、差出人はやっぱり良く知っている人の名で。
アオイはかじかんだ指先がゆっくりと興奮で熱を帯びて行くのを感じた。
それはソラからの手紙だ...
「マイホーム」カテで、部屋の小話を書いてます。
「自作小説」カテゴリでニコットタウンで暮らしているアオイさんの日記や小話などを載せています。
・全てフィクションですので、ニコットタウンで起こった出来事・住民とは一切関係のないお話になります。
「その他」で自己紹介を少し。
その手紙は、雪の降る寒い日に届いた。
きっちりと長方形の封筒に右肩上がりの、そっけない印象のある文字が書かれていた。
その見覚えのある文字に、封筒をひっくり返すと、差出人はやっぱり良く知っている人の名で。
アオイはかじかんだ指先がゆっくりと興奮で熱を帯びて行くのを感じた。
それはソラからの手紙だ...
お部屋改装です
氷の台をずらずらーっと並べてみただけという(笑)
釣ったものたちの展示室を作りたかったのと、
家具アイテムの初日の出の窓を使ってみたかった(しかも窓という用法ではなく)
というチャレンジです。
結果、こんな感じになりました。。
展示、室…?
いっこ前のアルバムに、別バー...
お正月っぽい部屋を作りたくて。
だけど黄金色よりも紅い色の方が好きなので、こんな雰囲気に。
部屋の奥の縁側は雪が積もっているのに、手前側は積もっていないという不思議。
きっと雪かきを頑張ったのでしょう。
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―新春早々、三毛猫の親分はなかなか姿を現さないようだね。
―まあおかげで、わ...
2011年が終わって、2012年が始まった。
毎日の、他愛ない日々が積み重なって終わった昨日、始まった今日。
お店を閉めて、街の外れ、神社に向かうと顔見知りの人たちがたくさんいて、ほっとしたよ。
神社って少し街外れだから、ひとりきりで暗闇を歩くのはちょっと怖かったの。
ヤマブキさん、サハラさん、ヘ...
サハラの言葉の通り、果たしてヘイゼルはそこに居た。
冷たく金と凍った空気の中、ヘイゼルはしゅんと背筋を伸ばして空を見上げている。澄み切った夕暮れの空、藍に染まりかけた天蓋に一番星がきらめいている。
「ケーキをどうぞ」
そう声をかけると、吃驚した様子でヘイゼルは振り向いて、それからアオイの姿に更に...
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