山中対酌
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/12/18 21:25:28
僕はお酒が強くない。
雰囲気とか名前とかは好きなんだけどね。
下手の横好きがどうもお酒にまで及んでるらしい。
酒好きで有名と言えばやっぱり李白かねぇ。
酒仙なんて名前がついてるくらいだしね。
自分の作った漢詩の中で奥さんに「日がな飲んでばっかでごめんね」なんて言ってる。
有名な漢詩もそりゃあ良いもんなんだけど、こんなのもある。
あ、漢字は日本語に置き換えてますよ?
あと訳は僕のフィーリングだから、あんまり突っ込まないでね。
『山中対酌』 李白
両人対酌山花開
一杯一杯復一杯
我酔欲眠卿且去
明朝有意抱琴来
向かいで酌すりゃ 山花が開く
一杯、一杯 もう一杯
「酔ったよ眠いな 君も帰れよ
明日来るなら 琴持ってきて」
こんな漢詩作っちゃってたりして。
この辺の軽妙さが僕は好き。
飲んでばっかなんだけど、漢詩の才能はあるダメな、愛すべきオッサン。
僕の李白のイメージはそんな感じ。
そんな風にお酒飲める相手も作れたら良いよねぇ。
気ままでいいな。
こんな大人に私もなりたい。w
あー、桃源郷ですかw
うん意外とそうなのかもねぇw
でも漢字を目で追うと
なんとなくその風景は浮かんできますね
意味まで理解は出来かねますが(汗)
漢詩や和歌の世界が
桃源郷だと思っているのは
私だけです(笑)