Nicotto Town


ふぉーすがともにあらんことを、あなたにも。


ガンズ・アンド・ローゼズ 2

「いっ……いっ……」
マクミランは金髪美人の
救護班に傷口に手当されて
痛そうだった。

「かすっててよかったわ」
私は言った。

「クリスティー。それはないな」
マクミランは苦笑いしていた。

「SWATの規則その四。
美人に手当してもらったら
病院には誰も見舞いに行かない」
ジョンはニヤけながら冷たく言った。

「SWATの規則その五.
任務が片付いたらなるべく早く帰る」
バーズは言った。

「覚えたじゃない。やるわ」
私はバーズに言った。

「これくらい、覚えるさ」
バーズは言った。

「任務ってのは、警察の愚痴のパターンを
覚えることなのさ」
ジョンはバーズの頭を軽く叩きながら言った。

ヘルメットなので、逆に痛そうな音がしたが。

「へぇ、そうですかい」
バーズは相変わらず愚痴っぽかった。





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