Nicotto Town


ふぉーすがともにあらんことを、あなたにも。


【お題】:ネット小説のファンタジーの役割

物語は世界観を提供します。

人間の住む世界は、すべて認識で成り立っています。
つまり、認識していないものは見えていない。

知らないものは認識できないのです。

認識しているものだけで世界が成り立っているとしたら、
その認識に知識を与えるのは、本です。

本であり、知見なわけです。

小説、特に簡単に書けるネットの小説に与えられた役割は、
世界観を提供することです。

認識の外にある、まだ知らない世界を
提供できるのは、

壮大な世界観をもったファンタジーの成せる業です。

ここで重要なのは、

作者の世界観ではなく
物語の世界観が読者にまだ見ぬ知見を与える
ということ。

つまり、知らない世界を知るには
ファンタジーが一番なのです。

科学について詳しく書いた本があっても、
ファンタジーの世界について詳しく解説した本はない。

つまり、それを提供するのはファンタジーの役割なのです。

科学は、世界に対する解説でしかありません。
本当の世界とは、人間の認識のみが成り立たせ得る世界です。

その人間の認識を広げられるのは、
科学ではなくファンタジーです。

科学は解説書でしかありません。
取説に取りこぼしは付き物です。

想像の世界を広げるには、
壮大はファンタジーが一番。

その想像が、世界をより広くしていくのです。

というわけで、
人間の想像力を掻き立てるには
ファンタジーが一番。

ネットの小説に与えられた役割とは、
壮大なファンタジーを描くことです。

その想像の世界が、この世を広くします。

物事は解釈次第です。
その解釈が、世界を広げるのです。


*この文章はサークルで書かせてもらったものです。
詳しく知りたいという方はサークル「ストーリー研究部」までどうぞb

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2013/10/21 15:45
此方に失礼します

訪問感謝です
stpどうぞ




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