Nicotto Town


ふぉーすがともにあらんことを、あなたにも。


凍える指

冬の窓、爪で引っ掻いた

露の描く字の 凍える指の

隣にいる君は、愛していると言った。

冬の風よりも、冷たい声で。

教室に吹きすさぶ風は、いつもより冷たく

凍える指は、静かに絡み合う。


赤く照った頬は、冷たさに洗われ

口元を過ぎる風は、若干の吐息に暖められ。

まっすぐ目を見た君は、こう言った。

愛しています。これからも、ずっと。


冬の景色は、10月の終わりをまるで縁取るようで。

やがて来る冬は、凍てつく贈り物のようで。

凍えたグラウンドは、来る冬を飾るようで。

届いた贈り物は、氷の微笑のようで。


口元で暖まった空気は、10月の天使のようでした。

そして交わした唇は、春の天気のようでした。

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2013/11/01 20:18
冷たい空気が 二人の間であっためられてく様子がステキです^^
キスしたあとは 頬から熱くなるんです
アバター
2013/10/31 21:28
 ブログにコメントありがとうございます。

 いやぁ、あれは黒歴史確定だわ。うん。

 来年頑張る(`・ω・´)

 alfonceさんの詩の表現、憧れます。

自分の書く作品は、正直子供っぽいですわ。うん。

 これからも精進していきます。
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2013/10/30 20:21
素敵な詩ですねー(*´∇`*)

カテゴリ小説になってるけど
繊細で素敵な詩だと思います。いいですね(*^ー^*)ノ




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