凍える指
- カテゴリ:自作小説
- 2013/10/30 19:30:29
冬の窓、爪で引っ掻いた
露の描く字の 凍える指の
隣にいる君は、愛していると言った。
冬の風よりも、冷たい声で。
教室に吹きすさぶ風は、いつもより冷たく
凍える指は、静かに絡み合う。
赤く照った頬は、冷たさに洗われ
口元を過ぎる風は、若干の吐息に暖められ。
まっすぐ目を見た君は、こう言った。
愛しています。これからも、ずっと。
冬の景色は、10月の終わりをまるで縁取るようで。
やがて来る冬は、凍てつく贈り物のようで。
凍えたグラウンドは、来る冬を飾るようで。
届いた贈り物は、氷の微笑のようで。
口元で暖まった空気は、10月の天使のようでした。
そして交わした唇は、春の天気のようでした。
キスしたあとは 頬から熱くなるんです
いやぁ、あれは黒歴史確定だわ。うん。
来年頑張る(`・ω・´)
alfonceさんの詩の表現、憧れます。
自分の書く作品は、正直子供っぽいですわ。うん。
これからも精進していきます。
カテゴリ小説になってるけど
繊細で素敵な詩だと思います。いいですね(*^ー^*)ノ