メアリ・ウェストマコット
- カテゴリ:小説/詩
- 2018/01/13 10:36:38
僕と読書傾向がある程度一致する人なら知っているかも知れないが、
メアリ・ウェストマコットとは作家の名前だ。
別名アガサ・クリスティと言えば大体の人が「ああ!」となるだろう。
僕はクリスティのミステリーが好きで、ポワロやミス・マープル、
或いは巌の如きバルト警視、影の如きクィン氏、脚本家の如きパーカー・パイン氏等々、
随分と若い頃から読んでいた。
アガサ・クリスティは多作なのに、どれを読んでも娯楽小説として満足出来る一定の品質が保たれていて、
これぞ職業作家という感じだと思う。
そんな彼女のメアリ・ウェストマコット名義の作品は六作。
•1930年 愛の旋律 (Giant's Bread)
•1934年 未完の肖像 (Unfinished Portrait)
•1944年 春にして君を離れ (Absent in the Spring)
•1947年 暗い抱擁 (The Rose and the Yew Tree)
•1952年 娘は娘 (A Daughter's a Daughter)
•1956年 愛の重さ (The Burden)
•1934年 未完の肖像 (Unfinished Portrait)
•1944年 春にして君を離れ (Absent in the Spring)
•1947年 暗い抱擁 (The Rose and the Yew Tree)
•1952年 娘は娘 (A Daughter's a Daughter)
•1956年 愛の重さ (The Burden)
内容はミステリ以外、というか……あー……イヤミスのミステリー抜き、みたいな?
人間の愛憎とか確執とか弱さとか傲慢さとか、そういう目も当てられない、目を当てたくない部分を
流石はクリスティという流麗な筆致で描くので、読むととてもしんどくなります( ・ㅂ・)و グッ !
いや、すごくこう、あれです、良いんですよ?
『暗い抱擁』とか、「自分が自分であるという地獄」でのたうち回る感じがとても良いです。
思考や嗜好がバッドエンドに傾いている時なんかに読むと、効果覿面です。
アガサ・クリスティと言えば、霜月蒼さんの『アガサ・クリスティー完全攻略』が
なんか評判よさげなんですよねぇ。
買おうかな、どうしようかなぁ?
どなたか、既に目を通された方いらっしゃいませんかねぇ?
ドロドロが少し苦手です^^
自分自身の心を見るようで、辛いです
「あえてそこに行っちゃう」の藍色さんはすごい^^
推理小説家としてみるアガサは、今までにない大胆な発想で定石を崩すミステリーとして好きです、
中での愛憎劇はOK
アニメなんだけれど、コナンと金田一少年の事件簿を比べて時に、
コナンの方がさらっとして、推理(と言うほどではないけれど)を楽しめるので好き。
金田一は、一番犯人じゃなさそうな人が、悲劇のうちに殺された(死んだ)人のあだ討ちっぽいのが多くて
犯人が分かってもすっきりしないと言うか、推理を楽しめないと言うか。。
推理小説にもいろんな楽しみ方があるので^^
アガサは失踪事件おこしてたり
ご主人とうまくいかなくなってから
日本のゴシップマスコミなら連日大騒ぎだろう
事があって、あ、ミスマープルシリーズは
狭いコミュニティの中の人間模様が
割りとドロドロ書かれてるし
人間関係のぐちゃぐちゃを書くのも好きだったんだなと。
マコットの名前は名探偵コナンに出て来てたような。。
残念ながら読んだことないので
陰鬱な気分の時に読んでみたいです。
オリエント急行見てきたけど
デビット・スーシェのポアロに慣れてしまうと
どーにも違うポアロは受け入れ難く(笑)
CGがわからない映像の迫力はさすがハリウッド!
て感じでしたけど(^^)
スイーツマンさんの読書は、執筆のための下地作りのようですしねぇ。
お勧めはしません。
・クリスタルさん
『SHERLOCK(シャーロック)』は僕も見てましたよ(飛ばし飛ばしですが)
ワトソン君がウェブライターの奴だったかな?
ウェストマコットはミステリじゃないので、血は流れないのですが…サスペンスではあるかも。
・カトリーヌさん
意外と皆さんご存じないっぽいです…<別名義
>どこかで探して読んで見ます。。。
素直に勧めて良いのか迷う本なのですよね;
魅力的で、良い本なのは間違いないのですが……。
別のペンネームでミスてリィ以外の作品があるとは・・、
知らなかったわ~。
どこかで探して読んで見ます。。。
SHERLOCKの方は途中までは面白かったんだが、ラストが納得いかなかったな
アガサクリスティもほぼ全部読んだね しんどい方は読んでなかった
というかまださほどこの人の作品を読んでいないからでもありますが