嵐の前
- カテゴリ:自作小説
- 2011/07/31 12:13:42
がたがたと風が強く吹いていた。もうすぐ台風がやってくるのだという。
今日の夜に再接近、とラジオで言ってたから夕方までお店を開けておこうと思っていたのだけど。もう閉めてしまった方が良いかなぁ?
誰も来ないお店のカウンターでグラスを拭きながらそんな事を思っていたら、お客様がいらっしゃったよ。
初めてのお客さまだった。
けどね、ちょっと変わったお客さまだった。
白衣を着ていて、オーダーよりも何よりも先に、耳が魚のひれのような女の子を知らないか。って訊いてきたの。
まっさきにイサナさんの事が浮かんだのだけど。
なんだか言っちゃいけないような気がして、知りません。って答えちゃった。
そしたら、コーヒーだけ飲んで帰っちゃった。
あとね、もうひと組、変わったお客様が来たんだ。
まだ風が強くなる前に、やってきたお客様だったのだけど。
男の人と女の人の二人組のお客様。
そのお客様もイサナさんを探しているみたいで。私でなく、帽子のシドさんに知らないかって訊いていたみたい。
帰りがけに、シドさんが教えてくれたんだ。でも、嫌な予感がしたから内緒にしてくれたみたい。
「あいつらはカタギの目をしてなかったな」なんて冗談半分で言ってたけど。
何が起こっているんだろう??
怪しい雲行きにしてみたけれど…どうなるのでしょう…(笑)←
一応は流れはできているのですが、まだ文字としてはできてなくて。
かなり見切り発車で色んな事を進めていますww
折角ニコタでこういう事をやっているので、色々絡んでおこうと思ってw
なかなか全部は絡められないのだけど。
コメ、ありがとうございました☆
続きが気になります! どきどき……。
白衣とか、ニコタ内のアイテムやイベントが絡むと映像イメージがぱっと浮かんで良いですね!
巧いなぁ……。