体が臭くなる!? 間違いダイエット
- カテゴリ:美容/健康
- 2012/03/15 18:21:50
ぽっちゃり体形で、腰痛やひざ痛の人は、ご自身の体重が腰やひざに負荷をかけ、症状がなかなか改善されないと思うことがあります。
実際に整形外科を受診した際に「もう少し、体重を落としたほうが痛みが和らぐかもしれない」と説明を受けることも。そして、早速まじめにダイエットをスタート。
健康的なダイエットは、体をつくるモトとなる食事が基本であり、体を動かし適度な筋力アップと代謝を促す ことが理想的です。ですが、腰痛やひざ痛のように体のどこかに痛みを抱えていると、体を動かすことに恐怖心が出たり、痛みを伴ってしまったりするため、動作に制限が出てしまうことがあります。
そうなると、体を動かさずにダイエットをする方法をとりがちに。
中でも簡単にできるのが「食事制限」。食事制限はよくあるダイエット方法ですが、新たな悩みを抱えてしまう可能性があります。それは、食事制限ダイエットによる体臭。
食事制限ダイエットと体臭、一見なんの関係もなさそうですが、実は関係が大ありです。注意しなくては、自身で気づかないうちに「ちょっとにおう人」になっているかもしれません。
どうして体がにおうようになるのでしょう?
「太らないためにもエネルギーになりそうなものは避けておこう」とカロリー制限をし、炭水化物やタンパク質を抜くと、体からエネルギー源がなくなり、体にためていた中性脂肪を燃焼させることになります。
すると、中性脂肪がにおいのもととなる脂肪酸に変化し、汗とともに排出されると体臭を発するようになるのです。
また、運動もせずにこうした食事制限が続くと、代謝も低下しエネルギーを生み出そうとしても不完全燃焼に。
その結果産生された乳酸とアンモニアが、さらににおいを生み出します。もっとエネルギー不足が進行すると、脂肪を燃焼しようとし続けることにより、ケトン体というとても臭い物質がつくられてしまいます。
そこまでの状態になると、腰痛やひざ痛どころか、体調を崩すことにもなりかねないため、バランスのとれた食事に戻さなくてはなりません。
こうした食事制限による間違ったダイエットで、「におう人」にならないためだけではなく、栄養バランスに気を付け体調を維持し、筋肉の血流も低下させないためにも、適度に体を動かすことが必要なのです。
体に痛みのでない無理しない範囲内で、軽いウォーキングをしてみたり、関節に負担をかけないよう、寝転がった状態で深呼吸をしながら伸びをしてみたりと、気持ちよく筋肉をストレッチしてみましょう。
ひざ痛の人は、プールの中でのウォーキングもおすすめです。
(文/檜垣暁子)
とのことです。
【におう人】にならないようにならないように
気を付けなきゃ(^^)v
気をつけよw
ありがとうございました。