Nicotto Town


マーくん2011


中学時代の校則、覚えてますか?

思い起こせば、「前髪はまゆげの上でないといけない」「スニーカーは白でないといけない」とかおかしな校則がいろいろあった学生時代。校則なんて日本だけのものかと思っていたら、世界にも仰天の校則がいろいろあるようで……。
『こんなに厳しい!世界の校則』(メディアファクトリー)は、世界19ヵ国から主に中学校の校則を並べてみるという珍しい試み。なぜ中学かと言うと、非行や不登校、男女交際の問題が起こりはじめる年齢であり、より各国の特徴が紹介できるのでは? と考えたからだそう。

個人的に、印象的だったものをいくつか紹介すると……

●教師にあだ名をつけたり、教師がいないところで直接教師の名前を用いたりしない(中国)
とはいえ、ある程度は容認されているのが現状らしい。ちなみに、あだ名の具体例としては、いつも紫の服を着ているから「ナス」、手を腰にあてるのがクセだから「茶壷」などなど。

●試験期間中は、携帯電話を学校に持参してはいけない(韓国)
日本でも今年、京都大学などの入試で「サイバーカンニング」が発覚し大騒ぎとなったが、IT先進国の韓国では04年に大規模な集団カンニング事件が発生。この校則もそんな事情を反映したものとのこと。

●自宅から持ってきたものを他の生徒に売ってはならない(ケニア)
おこづかい欲しさではなく、少しでも家計の足しにするのが目的で、ケニアの厳しい経済状況が恒間みえる校則。ちなみに、売るものはパン、ジュース、ビスケット、マンダジ(揚げパンのこと)など。

●子どもを教室に連れてきてもよい(カナダ)
これは高校生の話だが、なんと弟や妹のことではなく、生徒自身が生んだ子のことらしい。日本だと中絶か高校中退を選ぶしかない……という感じだけれど、カナダでは産休をとるなど学業との両立が可能なシステムが確立されているそうで驚き!

その他、「雪合戦をしてはいけない」(ドイツ)、「校内で性交したら退学」(ブラジル)、「教職員と生徒がデートしたり、性的関係をもつことを禁止する(アメリカ)」などなど。


版元の担当編集者さんによると、
「本書は、一つの切り口から世界各国の事情を読み解くシリーズ(『こんなに違う!世界の国語教科書』、『こんなに違う! 世界の性教育』)の第3弾です。収録されたものの倍以上、校則を集めて編集していったのですが、印象的だったのは『先生を尊敬すること』を校則に明記している国が多いこと。監修者のあとがきにもありますが、日本の学校とは教師・生徒の関係の前提が違うのだな、と考えさせられますね。他国にあって、日本の教育には欠けているものはなんなのか、それが本書における裏テーマともいえます」
とのことで、そういえば日本以外の国にも、昨今問題となっているモンスターペアレンツっているのだろうか……と気になった。

なお、本書にはアメリカや韓国、イギリスなど各国の制服も図解で紹介されているのだが、これがなかなかオシャレなデザインのものが多く、かわいい~と感心!(スカート丈やソックスの色など、制服にまつわる校則も合わせて記載)。
校則違反にならない範囲で精一杯かわいく、あるいはカッコよく見せようとしていたあの頃……。そんな自らの思春期の思い出とも重ね合わせつつ、一読してみてはいかがでしょう?
(まめこ)


とのことです。

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2011/09/12 20:34
 校則ネ!これが有るから学生は燃えるんだヨネ!
校則は破るものと相場が決まってるネ!
 だから今は制服はあっても無いが等しい学校も多
いネ!自由だネ!
 なんちゃって制服も面白そぉ~~~!AKB48も
最初はそうだったネ!
                        ♡(◕‿◕✿) 




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