Nicotto Town


マーくん2011


ヘコんでる部下を持つ上司に読ませたい本

5月病!? ヘコんでる部下を持つ上司に読ませたい本



「朝、起きられない」「やる気が出ない」などの症状に苦しむ“5月病”。新社会人の場合、研修も終わって現場で働き始める6月頃に発症することも多く、最近では“6月病”とも言われている。しかし、悩んでいるのは本人だけではなく、この時期、上司の悩みのかなりの部分を占めているようだ。

そこで今回は、そんな悩める上司に読んでほしい本を、流通科学大学教授・日本経済研究センター特任研究員でダ・ヴィンチ電子ナビレビュアーの横田浩一氏に聞いてみた。

【1位】『働く幸せ』(大山泰弘 WAVE出版) 
以前、著者である大山会長のお話を聞く機会に恵まれましたが、働きがいや働く喜びについて、もっとも原理原則に近いことをご指摘されています。知的障害者7割という雇用を続けながら、事業を継続しておられる会長には本当に頭が下がります。会社に知的障害者を迎えた経営者や従業員がどのように変化していったか?読みすすむと働きがいはもちろん、事業の目的は何かということを考えさせられます。 

【2位】『人材の複雑方程式』(守島基博 日本経済新聞出版社)
年功序列、終身雇用が大きく崩れる日本企業。その中で、組織や人事制度がどうなっていくのか、働きがいとは何なのかを知ってマネジメントすることや、部下と接することとは大切です。「なぜリーダーは育たないのか」「成果主義が機能しない本当のワケ」「ワークライフバランスに関する三つの誤解」「働きやすさと働きがいを目指して」など変化する企業について、組織論の第一人者が分かりやすく解説しています。 

【3位】『人を助けるとはどういうことか 本当の「協力関係」をつくる7つの原則』(エドガー・H.シャイン/金井真弓 英治出版)
職場で一番悩むのは人間関係ではないでしょうか?本書の著者はシカゴ大学を得て、スタンフォード大学で心理学修士を、ハーバード大学で社会心理学の博士を獲得。社会学、人類学、そして社会心理学の相乗効果を生み出していることで高い評価を得ています。仕事をすると、チームの人間関係が大切ですが、その心理について解説しており、成果を上げるチームワークを議論しています。米国の話ですが、日本人にもしっくりきます。

【4位】『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』(マーカス・バッキンガム/ドナルド・O.クリフトン 日本経済新聞出版社)
ドラッカーは、自分の強みをさらに強くし、弱点は克服しなくてもいいといっています。ところが、自分の強みは何かを客観的に判断するのは難しい。本書は、表紙の裏側についているIDをつかってWEBでアンケートに答えて自分の強み分析ができます。そして34の強みのうち、5つを教えてくれます。ちなみに私の強みは達成欲、最上志向、戦略性、自我、活発性でした。2001年発刊以来、40刷りを超えるベストセラーです。 

【5位】『仕事の報酬とは何か - 人間成長をめざして』(田坂広志 PHP研究所)
成果主義が導入されてからの時代に企業に入った部下は、年功序列時代に入社した時代の上司との働くことへの価値感は違って当然です。しかし、働くことへの価値観で変わらないものがあり、目に見えない「仕事の報酬」の大切さについて、著者が指摘をされています。仕事の報酬は自分自身の「能力」であり、良い仕事をすると次ももらえる「仕事」であり、自分自身の「成長」だと説いています。 

(ダ・ヴィンチ電子ナビ「ぶっくらこの○○な本ベスト5」) 


とのことです。

アバター
2012/05/23 21:55
どれも面白そうですが、4位の、webで分析できるというのが気になります!
2001年発刊ってことは、もう11年も売れ続けてるんですね ・o・
アバター
2012/05/23 18:34
私は・・・言われてみれば5月病ぽいですが、あまり意識しないようにしています^^
でも確かに職場の皆さん(職員さんも利用者さんも)何だかお疲れのようです・・・




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.