縄文時代の石笛の音階(解決編)
- カテゴリ:音楽
- 2014/01/13 15:08:08
縄文時代の音階及び「律のテトラコード」というキーワードで、皆さんにヘルプを出しましたが、明快な回答はありませんでした(失礼m(__)m)。
ズボラをしないで、自分で調べました。
まず「律のテトラコード」に関して調べると、独立行政法人日本芸術文化振興会/文化デジタルライブラリーのホームページの解説が、分かりやすいようでした。それは、小泉文夫氏[1927-1983]の音階理論によるもので、末尾(備考)にその記述を掲げましたが、やはり、音楽理論なので、この記述を読んでも、簡単にスッと理解できる代物ではなく、ますますもやもやしてくるので、これはパスすることにしました。
次に、「律」というキーワードで確か、和の音階で、「呂音階」と「律音階」があると言うことを思い出したので、それを調べると、律音階は、ド、レ、ファ、ソ、ラの5音であるということでした。(レ・ミ・ソ・ラ・シとかいてある辞書もある)
さて、石笛の音階は♭シ、ド、♭ミ、ファなので、これをハ長調に移調してみました。石笛はシとミに♭がついているので、変ロ長調と考えられます。なので♭シ、ド、♭ミ、ファを、ハ長調で考えると、、ド、レ、ファ、ソということで、律音階の前半の4音と一致します。
つまり、日本古来の律音階は、すでに、縄文期にすでにルーツがあったという物的証拠がこの石笛だったのです。
国家「君が代」が律音階の代表的な歌ということですので、君が代は縄文時代の響きが入っているということになりますが、なんか感慨深いものがあります。
<備考>
❖基本となる四つの音階
日本音楽は、「民謡音階(みんようおんかい)」、「律音階(りつおんかい)」、「都節音階(みやこぶしおんかい)」、「琉球音階(りゅうきゅうおんかい)」のような限られた音からなる音階で成立しています。それぞれの音階のページに進んで、実際に画面のキーボードを鳴らしながら、音階を聞き比べてみましょう
ここで紹介する音階分析の基本概念は、小泉文夫(こいずみふみお)氏[1927-1983]の音階理論によるものです。「重要な音を探そう」で出てきた「核音(かくおん)」が「ドとファ」「ソとド」の間隔[完全4度]にあるとき、この音階の枠をテトラコードと言います。この枠にはさまれる1音の高さが4通りあることから、4種類の音階を設定しました。
(以下省略)
独立行政法人日本芸術文化振興会/文化デジタルライブラリーから
楽器として楽しまれたのかな。
意外とすごい自由な感性の音楽だったのかな。
それとも、かなり決まった型が有ったのかな。
想像すると楽しいです。
理論的なことはやっぱり苦手でさっぱりだけど、
きたろうさんの書いた↓だとなるほど~…って読めます(^^)
やっぱり書き方って大事ですね~
次の様に、テトラコードうんぬんを書かず「発見された、石笛は4つの音が出て、その音は、、ド、レ、ファ、ソでした。この4音の音階は、日本古来の5音からなる音階(律音階)の前半の4音と一致することがわかりました」のように書けばすっきりすると思います。
文字数に余裕があったら、「律音階」関する説明を加えても良いと思います。
※移調の概念は、中学教育で教える思いますが、多分ハ長調を、ヘ長調またト長調にするくらいしかやらないとおもいます。きたろうはブラバンにいたので、変ロ長調を、ハ長調に移調するは、そう難しくはないですが、楽器をやらない人には難しいと思います。→移調のことも記事にいれると一般人は混乱(もやもや)すると思います。
実際に出た音(ハ長調での)♭シ、ド、♭ミ、ファを書かないと記事の正確性がないと言う場合は、このことは、記事の末尾かまたは、解説の囲み記事のようにすれば、音楽に詳しくなくても、すっきり読める記事になると思います。
ことばたらずでごめんねw
オイラにはチンプンカンプンでした…(T_T)