Nicotto Town


きたろう散歩


盛り上がった歴史講演会


きたろうは歴史、特に郷土史に興味があり、良く歴史博物館主催の歴史講演会に行きます。
一般的に、歴史講演会がおもしろいか、つまらないかは、そのテーマや内容より、講師の話術で決まるようなところがあります。


先週の日曜ですが、歴史講演会を受講しました。内容は、「大正から昭和初期に活躍した画家(絵地図師)に関する研究結果」についてでした。講演内容は、ほとんど、その画家が残した絵地図に関し一つ一つ特徴等を順次解説していくということでした。講師の方の話し方は、淡々としていて、その方には失礼ながら眠くなってくるような感じでした。(現に、途中数分間眠ってしまった)


講演で、この画家の詳しい生涯や人となりのエピソードについては、語られませんでした。というのは、この画家の関する記録が、ほとんど無く、講師の方は、調べたけれども判らなかったと言っていました。
このような感じのま、質疑応答の時間に入りました。一つ二つ質問がありましたが、結局この画家は謎が多いということで、周りで、聞いている我々も、もやもや感が残るだけでした。


ところが、三番目に質問した方がいましたが、この方は質問というより、この画家に関して、いわゆる「町の研究家」で、自分の研究成果を披露しはじめました。ただ、この方は、自分の研究成果は若干の披露にとどめ、そのあと、この画家を身近で見ていたという老夫人を紹介しました。この紹介に引き続き、老夫人がこの画家について、語りはじめ、当時その方の家にこの画家が、寄宿していたことやその画家さんの日常生活等をお話されました。


きたろうは講演で、この画家のことに関しては、全く情報が得られずもやもやしていたのが、この老夫人のお話を聞いて一挙に吹き飛びました。
今まで、講演会場も、停滞してい空気感が、一気に解消、講演会場は盛り上がって来ました。この後も、町の研究家の発言が続き、最後には講師の先生から、今日は、大変勉強になったという発言が飛び出しました。


卑弥呼やヤマタイ国に関し「町の研究家が多い」という例にみられるように謎が多い事例に関して町の研究家が活躍出来る余地があると言うことを身を持って体験しました。

こんなに、盛り上がった講演会に集出席したのは初めてでした。


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2015/04/12 19:03
絵地図師のことは、まったく知りません。
でも、昔は、そういった職業がありそうですね。
昔の地図を見るとき、絵地図師さんのことを
思い浮かべて見るようにしてみます。(^_^)
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2015/04/01 00:02
ご無沙汰しています。
素敵な講習会でしたね^^
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2015/03/31 17:48
なかなか有意義な講演会に出会われて良かったですね。
そんな事も有るんだなぁ、と。
町の研究家の方のコツコツと調べられた事が実を結ばれて。
その場におられて素晴らしい体験をされたんですね。
どうぢても敷居が高そう?難しそう?、と参加した事があまり無いのですが
地元でそんな講習会が有れば、また、参加してみます。
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2015/03/30 10:55
へぇー^^
またすごい人まで出てきたんだねぇw
眠たくなる講義だったのが、一気違う空気になっていいよねw

講師の先生も知らなかったことが出てくるのって、その人にとって知識が増えるから
ありがたいことだと思う。

盛り上がったことはいいことだよね(^^)





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