さだまさしミュージアム探訪記
- カテゴリ:音楽
- 2015/06/30 07:50:32
地元でさだまさしミュージアムという展示会が開催されており、行って来ました。地元の美術館(芳澤ガーデンギャラリー)で7月26日まで行われているもので、さだまさしミュージアムという専門の記念館があるわけではありません。
さださんは高校入学時からプロデビュー頃まで20年間、きたろうの地元・市川に住んでいたという縁でこの企画が行われました。
現在放送中のNHKの土曜ドラマ「ちゃんぽん食べたか!」の放送時期に合わせたのかどうかは不明でしたが、ずいぶんタイムリーな企画でした。
また、本人が存命中に、こういった展示会というのも珍しいと思いました。
日曜日に、さだまさしさんの実妹の佐田玲子さんのトークショーがあるとのことだったので、その日に合わせて行って来ました。
展示会は、五つのコーナー「写真館」「美術館」「文学館」「映画館」「音楽館」が設けられテーマに沿った展示物が展示してあります。
(「映画館」「音楽館」は別会場で、当日は行けなかった)。
内容を簡単に説明すると、「写真館」は、さださんの年表・幼い時から現在までの写真、小学生の時書いた絵日記、弾いていたギター、習い始めた時のヴァイオリン、彼を取り上げた雑誌の数々等の展示がありました。
美術館では、さださんが描いた絵や色紙、さださんが写した写真、収集した中島潔さん・原田泰治さんの絵、高校時代の同級生でイラストレーターのおぐらひろかずさんの絵の展示がされていました。
文学館では、さださんが執筆した本40数冊と自筆の原稿の展示と主要な本の抜粋をパネルにしたものの展示がありました。
さらに、一番奥の部屋の特別コーナー(?)に、自筆の楽譜、映画「精霊流し」の台本、「交響曲」の詞を書いた自筆のパネル、東京↔長崎を走っていた、特急「さくら」の模型等の展示がありました。
この部屋の一番奥には、本展示会の目玉である、さださんが、赤貧の学生時代を過ごしたアパートの2階の一室が原寸大で再現されたものが建てられていました。
このアパート(平川荘)は、辛い時代を過ごした場所であると同時に未来への希望を見つけた特別な場所でもあったということで作られたそうです。
部屋の中は当時の貧乏学生の典型的な様相を呈し、テーブル(こたつ兼用と思われる)、万年床、畳に直接置かれた本、カセットデッキとテープ、ギターしかないというシンプルな生活が再現されていました。部屋の右隅に、流しとガス台があり、脇に主食にしていた袋の即席ラーメンもありました。窓の外の干し竿にティーバックが5~6個吊り下げられていました。これは、一度使った物を乾燥させて、再利用したとのことでした。
さらに、その外には、欅(けやき)の木がありました。さださんはこの木がお気に入りで、この木が切り倒された時に、このアパートを出ようと決心したくらいだそうです。夏になると、この木をはじめ、周囲の木に蝉が多数生息し、うるさく鳴いたそうで、この体験から「蝉時雨」出来たものと思っています(佐田玲子さん談)とのこと。
部屋の左隅にやもり数匹(手作りの簡単な模型)がいました。これは、部屋に住み着いたやもりの一家で、さださんは名前をつけて、一緒に生活したそうです。
展示物の概要は以上です。ありとあらゆるものが展示されているかと思ったが、良く、この手の記念館に展示されている、服とか文具の愛用品等の展示はありませんでした。
さだまさしさんの妹・佐田玲子さんのトークショーについては、次回に紹介致します。
(続く)
長崎での親子関係が興味深かったです、ドラマだからやはり実話とは違うんでしょウネ 笑笑
多分昔は市川も田んぼだらけだって聞いてます、
お手数おかけしてすいません、ありがとうございました
辿ってみます
Google Mapが使えるのであれば、辿って見て下さい。但し、この辺を検索すると、すぐ、外環の画像が出てきて大変やりずらいですが・・・
アパートについては、展示会で展示してあった、雑誌だったか、本だったかの一部に住所が載っていました。(過去のこととは言え、プライバシーにかかわることなので、ひっそりと公開されているという感じでした)。その住所の場所に行きましたが、当時の建物は無く建て替えられていました。この場所は、さだまさしファンの聖地巡礼の場所になっているそうです。
※展示会でもらった資料など一式保管してあるはずなので、調べてまた連絡します^^
さだまさしさんと高校の同級生という事で
卒アルを見せて頂きました、真面目な好青年風でしたがやはり落語研究会でした。笑笑
さださんは才能豊かで、音楽の他、絵もうまいし、写真もプロ並みだし、本も40数冊執筆しているとのことで、展示もバラエティに富んで面白いです。
そんな展示があるのかぁ~ww
面白そうw
遠いから行けないけどw