レオナルド・ダ・ビンチ展鑑賞
- カテゴリ:日記
- 2016/01/23 07:31:06
日本・イタリア国交樹立150年を記念して、表記の展示会があり、鑑賞・見学に行きました。
この展示会の目玉は、「糸巻きの聖母」という、「モナリザ」に次ぐほどの傑作と言われている絵です。(英国外に出品されるのは77年ぶりという、貴重な絵である)
レオナルド・ダ・ビンチについては、TVでは、何度も取り上げられ、きたろうとしては「知っているつもり」という先入観で見学に行きました。
しかし、会場に行って、この「知っているつもり」は、見事に打ち砕かれました。
そもそも、レオナルド・ダ・ビンチといえば「モナリザ」又は、「最後の晩餐」しか知らず、知っているつもりになっていたのは、これらの絵についてだけでした。
日本で、モナリザが公開された時は、大勢の観衆が押し寄せ、立ち止って見ることができなかったそうですが、今回の展示会の「糸巻きの聖母」は、じっくり心ゆくまで見ることが出来良かったです。
レオナルドは、自身の絵の人物の視線、しぐさ、手の表情というものを非常に大事にしたとのこと。これらでもって内面の心理状態を示しているのだそうですが、こういう基本的なことも初めて知りました。(最後の晩餐で、ユダが財布を握る仕草は有名であるが・・・)
また、レオナルド・ダ・ビンチは、工房を持っていて、当然弟子を抱えているいるわけであるが、弟子たちは、レオナルドが書いた、下絵等を利用して、それを完成させ、自分の絵として発表していたと言うのようなことが普通に行われていたとのことであるが、こんな慣習もはじめ知りました。
博物館での展示会では、肉体的に疲れますが、TVで得られるのとはまた違った発見があり、大変結構でした(●^o^●)
いつか じっくりと近くで鑑賞してみたいです^-^
フィレンツェのウフッツィー美術館で見ました。
大作で、圧巻でした。
それ以外は、あまり知らないです。(^-^;
ヨーロッパ絵画は、古い絵ではキリスト教のことをよく知らないと
何が描かれているか、あまりよくわかりませんね。
ボッティチェリのことは、詳しくないけれど
東京では、いろいろ見れていいですね(^^♪
モナリザは、ルーブルで見ました。感動でした。
聖母の絵の中の手とモナリザの手は、よく似ています。
女性を神聖視するのは、イタリアにマリア崇拝があるからだとか。
キリストより、産みの母マリアの方が尊敬されている?とか。
学芸員と言っても、専門は多岐に渡ると思いますが、資格試験では、専門を選択するんですか?
学芸員の資格も取得予定です。
レオナルド・ダビンチは天才ですね。
万能人とは彼のことです。