Nicotto Town


ヨミビトシラズ


読書メモ


本家(外部)のブログに先行して、最近読んだ本の寸評(?)など…

今回は新書2冊ですw


●「この国は議員にいくら使うのか」 河村たかし著 角川新書

日本の議員は外国と比べてあり得ないくらいの高給取りで、その原因は戦後間もなくGHQが作った「国会法第35条」にあるらしい。
「国会法第35条」では「議員は、一般職の国家公務員の最高の給料額より少なくない歳費を受ける」とされている。
言い換えれば「国会議員の給料を上げれば役人の給料も上がる」ということ。
かくして議員と役人の高給高待遇路線はスタートし、今やその流れは地方にまで波及している状況である。
「税金で何不自由ないように養ってやらないと、議員が不正に手を染める」というのは大きな間違い。むしろ、領収書も不要な大金を議員に渡すことによって、有権者の買収などが横行しているのが現実であり、欧米のように必要なお金のほとんどを寄付で工面する「ボランティア型」の議員を一般化させたほうが不正も少なくなるし、減税もできると。

う~ん、難しいけどこういう人に総理になって欲しいなぁ…
今の日本はデフレで、世の中に出回るお金が少なくなってるわけだから、対応策は常識的に考えて減税だし。
TPPとか、消費税増税とかはインフレ対策だから、デフレの国でそういうこと言ってるのはタダのアホですw
マスコミは池上彰とか使ってウソばっかり垂れ流すから、だまされる人が多いのも仕方ないかw


●「ろくろ首の首はなぜ伸びるのか」 武村政春著 新潮新書

ろくろ首、ケンタウロス、ドラキュラ、モスラetc…といった架空の生物や妖怪の「体の仕組み」を最新の生物学・解剖学の観点から説明するという「科学ジョーク」。
「ろくろ首の首元には水を貯めておく袋があり、そこから水を細胞に注入して膨張させている」とか、「ドラキュラの皮膚には強力な葉緑体があって、太陽光を浴びると光合成によって大量の酸素を生産するため、体が灰になってしまうほどの燃焼反応が起こる」とか…

最近こういうネタの本が多いなぁ… ジョークとしての面白さなら「空想科学読本」シリーズの方がはるかに上かw
一応農学部出身なので、生物学は専門分野だから読んでて理解はできるけど、あまりにもマニアックな知識を求められるので、正直飲み会とかで使える話題じゃないのは確かでしょうw
どう転んでもベストセラーになることはないだろうな…
書いてる本人にその気はないみたいだからまあいいかw

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2011/07/09 19:20
>しゅうちゃん さん
空想科学シリーズはギャグとしては抜群に面白いかなと思います。
その考証が本当に正しいのかどうかは別として…

図書館ならお金もかからないですよ^^
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2011/07/09 02:02
空想科学読本シリーズ読んだのですか?
面白いこと書いてありましたか?

読んでみたいと思いながら、微妙な内容のような気がして
買って読んでないんですよね・・・




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