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農業のマーケティングと農家の婚活②


前回の続き。


ビジネスは「私は〇〇することでお客様を幸せにします」

じゃあ婚活で大切なことは?

「私は〇〇することであなたを幸せにします」でしょ?

本質的な部分は一緒だよね。

以前尊敬する農業経営コンサルタントの山下さんという方が、講演でとても
素晴らしいことを仰っていた。

「ビジネスと恋愛は一緒。伝える努力をして、共感させられれば恋愛成就。
それができなきゃ自分を一方的に押し付けるだけのストーカー」だそうで。

結婚できない農家の長男ほど「うちは昔から〇〇農家だから、これからも〇〇
農家としてやっていきたい」とか「地域の農業を盛り上げたい」とか言うけれど、
「お客様を〇〇で笑顔にしたい」とは絶対言わない。
自分以外はせいぜい仲の良い同業者にしか心は向けられてないんだなと感じる。
そしてなぜか同調圧力だけは無駄に強い(笑)

お客様を笑顔にする努力をしていれば、自ずと売り上げは増えて、それに触発
された地域の同業者も負けじと努力し、結果として地域は発展する。

〇〇農家ということに誇りを持つとか、付き合いを大事にしてるんだとか、
まあそれはいいんだけど、相手の目にそれが「この人と結婚したい
と思うだけの魅力」として映るかどうかは別。

特に結婚したい人なら、そういう他者意識は持ってないと厳しいから
普段から意識して心を外に向ける習慣は持つべきだと思う。

たとえば自分がやってることだと、コンビニを利用したときはなるべく
募金箱に小銭を入れるとか。特に災害が起きたときの被災地への募金は
ちょっと多めにしてる。

たった100円を入れるだけでも、心を外に向けて他人のために尽くすという
マーケティングの精神を忘れないようにしてくれるから、無理のない範囲で
やった方がいいし、そういうことを習慣にしてる人を相手に選べば、結婚
して幸せになれる確率はかなり高いと思うよ。
その人が経営者やその後継者ならビジネスで成功する可能性が高いから尚更ね。





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