Nicotto Town


ヨミビトシラズ


池上彰氏に対抗してみたw②


※①の続きです

さて、次に日本国債の発行額がなぜ増え続けているのかということについて解説します。

ひとつ目の理由は「デフレ」です。
バブル崩壊以降、日本の消費者も企業もあまり大きな出費や投資を積極的に行っていません。

当たり前ですけど、みんなが高い買い物を控えてるわけですから、物価はそれに合わせて下がります。

そうなると当然、消費税などの税収も少なくなりますから、不足分を国債の発行で補わないといけません。


もうひとつの理由は「経常収支黒字」です。
何ソレ食えるの?って顔しないでください(笑)

経常収支とは、外国とモノやサービスを売り買いしたときに、日本から出ていくお金と日本に入ってくるお金の差し引きのことです。

これが黒字ということは、日本から出ていくお金よりも、外国から日本に入ってくるお金が多いことを意味します。

早い話、日本は貿易で儲けてるわけです。

「日本企業ってそんなにすごいの?」と驚かれるかもしれません。

実は多くの日本人が思っているよりもかなりすごいのですb

世界経済フォーラムという非営利財団(本拠はスイスのジュネーヴ)が毎年実績に基づいてまとめているレポートから、国別の企業の国際競争力の中で日本の順位を引用すると以下の通り。


・消費者の品質志向度・・・・・・1位
・企業の消費者志向度・・・・・・1位
・消費者の洗練度・・・・・・・・・・1位
・製品の品質・・・・・・・・・・・・・・1位
・国際的な販売ルート支配度・・1位
・製造工程の洗練度・・・・・・・・・1位
・技術革新能力・・・・・・・・・・・・・2位(1位はドイツ)

なんと日本企業がダントツの総合1位です。

これで日本が儲からないわけがありません。
一般に輸出で不利になると言われる空前の円高ですら、日本企業の躍進を止めることはできないのです。


③へ続く…





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