池上彰氏に対抗してみたw⑤(最後です)
- カテゴリ:ニュース
- 2011/09/08 00:11:49
※④の続きです
さて、「池上彰氏に対抗」シリーズ国債編もこれで最後になります。
最後までお付き合いしてくれた人に感謝☆彡
ところで、池上彰氏は「分かるニュース」の中でこんなことを言っていました。
『このまま日本国債の額が増え続けたら、返済のために外国から借金をしなければならなくなるかもしれません』
おかしな話です。日本政府は外国に借金をするどころか、逆にたくさんのお金を貸しています。
その利息だけで、何もしなくても毎年17兆円くらいのお金が日本政府に入ってくるのです。
国債を返済したいのなら、外国に「金返せ」と言えば簡単に済む話です。
増税も借金も必要ありません。
ではなぜそれをやらないのかというと、国債の発行額が800兆円もあるからです。
もしそれをポンっと返済したら、それは800兆円のお金が突然日本の市場にあふれることになります。
日本の市場に出回るお金がいきなり何倍にもなるわけですから、経済は大混乱、お金があふれた分だけ物価は急上昇します。
分かりやすく言うと、日本の赤字国債を返済してしまうと120円の缶ジュースがある日突然1200円とかになるわけです。
急激なインフレが起こると、収入の少ない人は生活に必要な物すら買えなくなります。(中国が今その状態)
日本の場合、国債は政府がお金を集める手段としてだけではなく、貿易で外国から日本に入ってくるお金が、余り過ぎて日本の経済を混乱させないように受け皿になってくれているのです。
最後に今までのことをまとめると以下の通りです
・日本国債は日本人の貯金であって借金ではない
・日本企業は世界一強く、国際競争で勝ちまくっている
・日本企業が儲かる⇒銀行に貯金⇒そのお金で銀行が国債を買う
・日本国債はいつでも返済(政府が買い戻す)できるが、それをするとお金が余って(物価が上昇して)国民が困る。返せないのではなく、返す必要がない
いかがでしたでしょうか?日本国債には何の問題もないってことが何となく分かっていただければ十分ですにゃb
長々とお付き合いいただきありがとうございましたぁ~
日本国債=日本人の銀行預金 っていう風に思ってもらえれば十分だよ
>しゅう兄
欧米も含めてだけど、国家が成熟してくると必ず少子高齢化になって、税金を納める人に対して相対的に税金で養わないといけない老人が増えるから…
先進国で税収>予算っていう国はどこにもないよ。福祉も医療も捨てるならできるかもしれないけどw
確かに税収より支出が多くなると、経常収支が赤字の国は困るんだけど日本は先進国で唯一の純資産国だからね。
国債はダブついたお金の受け皿にもなるからあった方がいいと思うなぁ
普通の企業は収入よりもおおく支出していたら倒産してしまうのに
その事も含め、中途半端に重ねて説明して、分からないようにしているとしか思えないシステム
国債も、円借款も自国民としてみたら、なくてもいいものだと思っています
また読みに来るから消さないでね♪
そう言ってもらえると嬉しいです☆
また勉強して学んだことがあれば記事にします…
>めいさん
図を使って説明できればよかったんですけど、ニコタブログの限界ですね…
いや、僕の文章力かww
>サラさん
こういうのってなかなかとっつきにくいものだとは思います。
池上氏はそういうテーマを分かりやすく伝えるのが上手いですが、分かりやすい=正しいではないわけでw
生き抜く上で最大の武器は知識と知恵なんだろうなぁ…なんて最近思うようになったりwww
ころとん先生の講義、なるほどでした。"φ(・ェ・o)~メモメモ
ニュースは見るのですが、このような問題はチンプンカンプンで…(´Д`|||)
自分の勉強不足を痛感しました^^;
目を通さないと(ほんも読まないと)社会からグングン遅れてしまいそうです。この機会にモット勉強しよう。
また,講義をお願いします☽
お疲れ様でした^^