朝日新聞による露骨な印象操作(後編)
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- 2014/12/10 02:35:34
前編からの続きです。
前編のようなことを言うと、「会社が倒産したら従業員は路頭に迷ってしまうのに不謹慎じゃないか」とかおっしゃる方もいるかと思います。
でも現実として、経営者が無能な会社は、通貨の変動による影響がなくても遅かれ早かれ同業他社との競争の中で淘汰されていくのが常です。
倒産で職を失う従業員はむしろ、無能な経営者の下で働き続けなくて済んだと前向きにその事実を受け止め、他の就職先を見つけるなり、会社を潰して従業員を路頭に迷わせた経営者を反面教師として自ら起業するなり、次に進むことに全力を注ぐべきでしょう。
それをサポートするためにわざわざ高い雇用保険料を給料天引きで払ってきたんですから、悲観することは何もありません。
ちょいと話が変わります。
かつてバブルの崩壊で一時期日本経済がどん底に突き落とされ、多くの企業が倒産したことがありました。
日本有数の大企業だった山一證券さえも破綻に追い込まれ、当時の経営陣はボロボロ泣きながら記者会見をしたのですが、全世界に流れたその映像を見た台湾の人々がどのような反応をしたのかご存知でしょうか?
台湾の市民は「アイツはなんで会社が潰れたくらいで泣いてるんだ?屋台でも引っ張って、また一から商売をやり直せばいいじゃん」と笑っていたそうです。
全くもってその通りで、たかが通貨変動程度で弱音を吐いているような日本人には台湾人のポジティブさを見習ってほしい。
弱音を吐いている間にも容赦なく時間は過ぎるのですから。
どしゃ降りの雨の中、意思が薄弱で後ろ向きな人間というのは、どんなに立派な傘を与えてもらっても言い訳を並べるばかりでそこから動こうとはしませんが、自分の足で前に進もうという強い意志を持った人間は傘なんかなくても、ずぶ濡れになりながらでも走っていけます。転んでも立ち上がれるし、失敗してもやり直せます。
「政治が悪い」
「世の中が悪い」
「アイツが悪い」
そんな風に他人のせいにするのは楽ですけど、それじゃ前に進めないしどこへも行けません。
僕だって安倍政権の全ての政策について賛成しているわけではありませんが、もはや言いがかりとしか呼べないような支離滅裂な内容の記事を垂れ流して、朝日新聞は一体社会をどうしたいのか。
今に始まったことではないですが、数々のねつ造・歪曲報道で日本人を貶める朝日新聞はマスメディア以前に社会人の集団として非常識であり、そのような行いは尊敬に値しないものであると思います。