徒歩で５、６分のワイナリーだったら、その場から見えてもおかしくない。
しかし、見る限りずーっと道路・・・。
さすがに、歩き出してすぐにおかしいな、と気がついた。
・・・・・・いや、普通は歩き出す前に気がつくか（笑）

「っと、車の速度が時速６０kmとして、５、６分ということは、距離は５、６km。
人間の歩く速度を６kmとすると、だいたい１時間歩けば着くか・・・・・・。」
一応こんなこと考えてみて、まあ大丈夫かなーと。
しかし、ここですでに誤算が。
この道路はハイウェイなわけで、車の制限速度は８０kmだったのだが、あわてていたせいかそこまで考えが及ばずｗ

幸いというかなんというか、ハイウェイなので道は一本で迷うことは無い。
いや、「あれ？　もうそろそろ何か見えてきてもいいはずじゃない？」という迷いはあったけれども（笑
道沿いの自然を堪能してきたよっ、もういやというほど！
オーストラリアって広いよねっ！

飼われている牛の群れがね、ハイウェイを歩いている人間を見るのがよほどめずらしいらしく、いっせいにこちらを見るのよｗ
さらには、自分が歩く方に一緒についてくるのｗ
しばらくずーっとついてきて、そのうち飽きたのかいっせいに向きをかえてどこかに行ったけども。

歩いている間は、「着いた時には既に閉まっていた」ということになったらどうしようかと、心配だった。
いや、ワイナリーに行けなかったことは、まあしょうがないとして。
そこから、また歩いて帰るのかとｗ
今は夕方前だからまだいいけど、帰りは確実に暗くなるなー・・・と。
オーストラリアの施設なんて、予想以上に早く閉まるものなので、これは本当におそろしい。
ワイナリーが開いていたら、そこで帰るためのいい方法聞けるだろうなーって目論見だったけど、閉まっていたらそこからとぼとぼ歩いて帰るしか・・・・・・。

で、結局１時間半のウォーキングで、ついにドメーヌシャンドンはこちら、って標識を発見、よかったー！
疲れたし、汗かいたし、まあいい運動になったと思うよ。
というか、我ながら、なんてバカなんだろうと・・・・・・（笑

ワイナリーでは、午後３時から無料のワイナリー紹介をやっていたんだけど、到着は午後４時。
なんだか、人も少なくて、今にも閉まってしまいそうな雰囲気で、冷や冷や。
とりあえず何か飲むもの・・・・・・と、「スパークリングワイン、ティスティングセット（16.5$）」を。

　・Vintage Brut 2005
　・Vintage Brut Rose 2005
　・Sparkiling Pinot Shiraz
　・Cuvee Riche

これにチーズ、ピクルス、バゲットがついてる。
ワインもさることながら、このピクルスが美味しくてね！！
ドメーヌシャンドンで作っているみたいで、売店で売っていたんだけど、買っておけば良かった。
ともあれ、この４杯でちょうどいい具合に気持ち良くなったので、お土産にRicheを１本買って撤退。

帰りのことについてお店の人に相談したところ、タクシーを呼んでくれた。
送迎を含めて＄３０弱、かかった時間はおばちゃんの言ったとおり、５、６分ってところ（笑
なんだ、最初からタクシー使えば良かったんじゃん・・・(T_T)

他の人は、だいたい車で来ていた・・・・・・って、あれ？　あんたたちさっきまでワイン飲んでなかったっけ？(^-^;


帰りは、また電車でリリーデイル駅からフリンダーズ・ストリート駅へ。
フリンダーズストリート駅から、無料のトラムで近くの駅というか停留所まで行った。
さすがに、もう歩きたくないわー・・・・・・（汗
ワインボトルも抱えとるし。

その夜は、ホテル近くのワインバーで、地元ワインとステーキを食べた。
このステーキが、美味しかったー！！
エイジングされた肉でね、旨味が凝縮されているのよ。
写真撮りたかったけど、カウンター席だったので断念。
両隣ともお客さんいたし、迷惑になったらいやだしねえ。

食事後は、夜のメルボルンをちょこちょこっと散歩して、終了。
まだちょっとアルコールが足りない気がしたけど、飲みすぎるよりはいい。
さあ、明日はブリスベンだ。