映画「野のなななのか」を見て
- カテゴリ:30代以上
- 2016/09/07 16:21:42
大林信彦監督の作品はしばらく前に「この空の花」を見た。
それに続くのか、「野のなななのか」も戦争をテーマにしたもの。
「この空の花」はえちご長岡が中心舞台の話で、「野のなななのか」の中心舞台は
北海道芦別だった。
各章分けされていて、舞台の暗転部分の暫しの沈黙の時間が入るが、本編各章は
その時間の中にありったけの情報を詰め込むように畳み掛けるセリフが機関銃のよう。
中心テーマは戦争の話であるけれど、舞台は現在の人々の暮らしの中から始まる。
事象のつながり、人と人とのつながりをあらゆる方向から糸で手繰り寄せるようで
目まぐるしい展開。
頭の中の資料の少ない私は、見るのに必死だww
芦別の位置も良く分からない私だし、北海道の炭鉱事情だとか芦別カナディアンワールド
だとか、知らないワード満載。
知り得ていたのは、内地が初15日終戦だったのにその時期日本だった北方は
事情が違い9月に入っても戦場だっことくらい。
たまには頭使って映画見るのもいいかな、と思えたかもしれない。。。
野のなななのか http://www.nononanananoka.com/
DVDの印刷面は時計になっている。本編を見て意味を知ることとなる。
この空の花 http://www.konosoranohana.jp/
今朝は晴天です。
気温は31度でまだ暑いです。
朝から実家にご機嫌伺してきました。
午後は旦那さんの実家に行ってきます。
お日様のさす角度が、
あーもうすぐ秋なんだなぁ、と
思い出させてくれました。
大林信彦監督と言えば「尾道三部作」に「ふたり」な 私ですが
つい最近 また観たいな と思っていたところでした。
7日×7日=49で、四十九日を意味していたんですね、
初めて知りました。。。
知らないことが多いですね。。。
本当は、よく理解して次世代に語り継いでいかなければ
いけないのでしょうけどね。。。
大林作品は大好きだったけど転校生のリメーク版辺りから「アレ?」って思いだしてそれ以降は見なくなってたんだよね
シリアスな映画も撮ってって宮部みゆきの「理由」もおもしろかったよ