Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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晦日の想い

もうすぐ1ヵ月が終わろうとしているカレンダーが一枚めくれるそのずっとずっと先にある赤い丸はあなたの誕生日いつものレストランでちょっと贅沢に

でも今は赤い丸の日が来るのを恐れている赤い丸はもう消えないでもあなたはいない一人で過ごす あなたの誕生日

もう思い切り泣いたから涙も出てこないでもこんなとこ...

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風花

一緒にくぐった花吹雪の川べり一緒にたわむれた焼け付く砂浜一緒に歩いた落ち葉の道一緒に見た海岸線から出る太陽そして

三度目の冬 あなたはいなかったこういうことを長すぎた春というのだろうか私達にとってこれは長すぎたというものではないただ季節が静かに回っただけ

今までの日々に何を残し何を拾っただろうそ...

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別れの傷

あなたと過ごした日々桃色の花びらを追いかけて足を濡らせて海辺で遊びかさかさと音を立てた街路樹舞う風花を受け止めようとして

そんな日常生活の中に怪しい影を落としたのは誰それは決してあなたじゃない決して私でもない正体は何なのか

お互いが嫌いになったわけでもなく何かが裂けようとしたときつながった心にひ...

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湖~2~

あなたと別れたあの夜はまるで心の中がえぐられたようでいや えぐられた方が良かったその分悲しまずにすむ例え傷口から血を流しても

どこかでそう感じていたでも信じていたかったあなたがいなくなるなんて考えたくなかったでもあなたは消え去っていった

悲しみの渦は深く過ごした日々を吸い込んでいくばらばらになっ...

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都会の雪

久しぶりに東京に雪が降った一晩すれば消えてなくなるだろうぬかるんだ道を恐る恐る歩く東京なんてそんなもの

あなたの故郷を思い出したそれは雪に覆われた町どうやって暮らしているのだろう訪ねたこともあったけどもう忘れてしまった

あれはいつだったろう枯葉の基地を歩いていたお互いに下を向いている気ながら肩が...

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