Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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大輪の花火

空に咲く大輪の花
落ちてきそうな花弁
華やか色どり
一瞬の満開
夜闇を照らす


あなたと来た
たった一つの夜空の宴
人々の中であなたの笑顔も
明るく照らされた
子供の陽にはしゃいだ


あの日はなんだったのか
あなたにはあの人がいた
重なった愛の日々
あなたの気持ちがわからない
二つの道を歩いたな...

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線香花火

なぜだろう
こんなに悲しいのに
涙一つでない
悲しみにひったているのに


なぜだろう
顔さえ動かない
笑顔も悲しさも
表情に出ない


街を歩く
雑踏を歩く
笑い声の中に
私一人

別れたのは私
別れたのは彼
こう決まっていた
二人の愛

私は愛していた
彼も愛していた
なぜ別れたの
芝居通りの結...

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別れの足音

京都を訪れた私たち
縁切り寺の山門で立ち止まる
こんなはずじゃなかった
来たくなかったお寺


一緒に買ったお守りも
ここに埋めていこう
もう別れるのだから
もうつなげない手だから


山門をくぐって
本殿に向かう
こんなに悲しいのに
涙も出ないなんて


もうお別れ
あなたも黙って手を合わせる
何...

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追憶

あなたと歩いた後を
今日も訪ねてみる
辿りついたのは横浜
潮の香りがする街


「ここだよ」って
あなたが教えてくれた
おいしい中華のお店
楽しく食べた思い出だけ


坂を上って
海を眺める
遠くに見えるのは
なんだったのかしら


遠くに見えたのは
なんだったのかしら
あなたの姿だったのかしら
霧...

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愛の進化

あなたと出会ったのはコンピューターの中
さいしょは文字だけの会話で
やがて写真が来て
私も写真を送って
これってなんなの


最初は文字だけで話して
やがては声も聞くようになって
手を取るようにあなたが見えて
いつしか仲がよくなって
これってなんなの


機械の中で出合って
機械の中で話して
機械の...

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