Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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夕暮れ

夏が去って
秋が冬に変わる頃
あなたは別れを告げた
理由を聞く言葉さえ出なかった
あなたは席を立って行った


私の指に輝くリング
あなたが初めて買ってくれたもの
はめ通しで傷だらけだけど
傷の分まで思い出があった
それなのに


指に食い込んで外せなくなってる
まるで私の中のあなたのよう
私の心に...

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夜間ドライブ

今夜もあなたからの電話
3回なって切れた
それはドライブの合図
私はポットにコーヒーを入れる
そしてドアのなる音を待つ


あなたは何も言わない
私もただついて行くだけ
今夜はどこに行くのだろう
私は知らない
あなたも知らない


滑る様に車がアスファルトを走る
対向車のヘッドライトの灯り
唯一の眩...

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愛の交差~5~

あなたはどこへ行ったのか
私も知らない
恋を求めて行ったのか
自然に浸りに行ったのか
全く分からない


半月ほど前に
僕は旅を始めた
みんなに何も告げず
あて先さえ告げず
これは自由というのか


もしもあなたが帰ってこないなら
私はどうすればいいのだろう
愛している
今でもずっと
連れて行ってほ...

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地下鉄

地下鉄の駅に行ったあなたといつも待ち合わせの場所あなたといつもさよならの場所「またね」と言って見えなくなるまで見送った

「またね」がなくなった時
どうやって帰ったのだろうガラスの外の暗闇を見つめて必死で涙をこらえてでも心は泣いている

「君は強いから大丈夫」なんてことを言うの強くなんかない地下鉄か...

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お酒を

愛したのに愛されていたのに風船は壊れた空気が空気が飛び散るったようにぐったりとしぼんだ

愛したのに愛されていたのに愛は壊れたシャボン玉のようにパツンとはじけた

波しぶきを追いかけた二人眩しい白い砂が飛び散っていったまるで二人を包むこむ様にひいては返す波に戯れていた

街路樹のトンネルを肩寄せ合っ...

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