みっちょんさんの日記 | ニコッとタウン

みっちょん恋愛の詩

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指輪

カテゴリ：小説/詩
2013/04/07 05:28:25

雨が降っている
春の夜の嵐
通り過ぎていけば
一気に春は盛りを迎える
遠い足袋をしてきた
あなたが帰って来たように

長い旅をしてきたあなた
何の連絡もなく
でも信じていた
彼が元気でいることも
時にはたとぢまることも
私を思ってくれていることも

かすかに微笑みながら
縁側に座って
黙ったまま...

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お帰り！

カテゴリ：日記
2013/04/07 04:40:20

昨夜、おしゃべり広場で、出合った人とおしゃべりをしていたら、
ずいぶん放置していた彼が、すぐ近くにいました。
おしゃべりをしていたので、声はかけられませんでしたが、昨夜、
私の所を訪問してくれたようです。

ずっといなくて、何度行ってもいなくて、でも訪問は欠かさずし
ていて。報われたような気がしまし...

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カフェの午後

カテゴリ：小説/詩
2013/04/06 07:40:54

雨の降る日曜日
行きつけのカフェの2階席から
窓の外を通る
傘の花を見ている

そこを走っていく姿
傘がない
濡れないかしら
その時濡れた彼が入ってきた

「また傘を持っていないのかい」
マスターと親しげ
私と同じカプチーノ
カウンターに座る彼

マスターとの会話が始まる
時々笑えてしまう
そ...

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スイートピー

カテゴリ：小説/詩
2013/04/05 04:25:41

あれから2年がたつ
私にも新しい彼ができた
でも　いまだにバイクの音を聞くと
つい振り返ってしまう

彼が事故に会ったのは
私との約束の日
時間を気にして
焦ったのだろうか

逝ってしまった彼
涙の毎日
それでも時間は過ぎていく
いつしか思いも過ぎていく

あれから2年がたつ
今年も命日がやっ...

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さようならのルージュ

カテゴリ：小説/詩
2013/04/04 08:55:50

あの人からもった
ルージュを捨てた

使わないためじゃない
もう忘れたいから

忘れならない日が
いくつつづくのだろう

別れ道で
戸惑う私

はるか遠くまで
光る道を歩きたい

いくつかの分岐点があっても
ルージュを捨てたように

気持ちを入れ替えて
歩いて行けるだろう

再び歩く私
その道は険し...