Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


指輪


雨が降っている
春の夜の嵐
通り過ぎていけば
一気に春は盛りを迎える
遠い足袋をしてきた
あなたが帰って来たように


長い旅をしてきたあなた
何の連絡もなく
でも信じていた
彼が元気でいることも
時にはたとぢまることも
私を思ってくれていることも


かすかに微笑みながら
縁側に座って
黙ったままで二人は
長い時間を吹き飛ばす
こうして二人でいることの
幸せをかみしめる


針金にビーズを通して
私の指に巻いてくれた
なによりの婚約指輪
誓いのキスをして
永遠の契りを約して
抱いてくれたあなた


そしてまたあなたは
長い旅に出ていく
たとえ便りがなくても
あなたを信じている
左手の薬指に巻いた
あなたの輝きと心を

アバター
2013/04/08 07:22
masa15さんへ
ありがとうございます。
ただ待つというのは、苦しいことですね。
信じる心がないと辛いだけになりますね。
アバター
2013/04/08 05:05
信じることは最も大切だね
ただ・・・切ないね



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