Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


パンプス


玄関に脱いだ
靴を眺める
彼が大好きだった
リボンのついたパンプス


彼が買ってくれた
一目で気に入った
足にぴったり合った
リボンのついたパンプス


何度も履いて
形も変わってしまって
でも彼に会う時はいつも履いて
コツコツと音を立てて


夏になると
サンダルに変わって
ちょっとさみしそうに
靴箱に収まる


何度も修理して
きれいに磨きこんで
大切に履いて
あなたが喜んでいたのに


何が悪かったの
私が悪かったの
理由を言って
さよならなんて言えない


別に好きな人ができたのね
その人にも買ってあげるの
お気に入りの
するりと履ける靴を


思い出の品になった
悲しい靴だけど
涙でうるむけど
履いて歩きたい
リボンのついたパンプス

アバター
2013/06/05 04:52
ロバートさんへ
ありがとうございます。
おしゃれはまず靴からって言いますよね。
洋服店の店員さんも、靴を見て、客層を決めるらしいです。
おろそかにできませんね。
私も靴には気を使いたいと思います。
アバター
2013/06/04 19:33
とてもステキな詩ですね。
パンプスも形が変わってしまうほど履きこんでいるところと、
フィットしているよさが
なんともいい感じです。

靴って人生とか、履いている人の型をとっているようで
服や装飾品よりも

その人となりを表しているかのようですね。

また靴を題材に書いてください^^
アバター
2013/06/04 07:53
鷹さんへ
ありがとうございます。
思い出の品、捨てててしまうのは辛いですね。
何時か想いでも薄れていくでしょう、パンプスの傷みと共に…。
アバター
2013/06/04 06:46
思い出を抱えて ^^



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