Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


追憶


一人で歩く道は
疲れてさびしくて
右側が空洞で
あなたの影が辛くて
道の長さを伝えられる


秋の道はきれいで
色々なカップルがいて
楽しそうに歩いていて
木の葉が風に吹かれて
はらはらと散って


アルバムに張った銀杏の葉は
黄色を残したまま
枯れることもなくて
思い出を残して
心が痛くて


なぜ出会ったのだろう
なぜ恋をしたのだろう
なぜ歩いたろう
私が左側で
手をつないで


笑顔が素敵で
優しくて
我儘をきいてくれて
でも友達でなくて
愛してもつれなくて


恋人以上
友達未満
そんな二人だった
私の心は
伝わらないまま


今はなにをしているだろう
愛する人と歩いているだろう
腕をからめながら
こんな秋の日を
日が当たる秋の晴れた日を


ああ 出会わなければよかった
恋することもなかっただろう
優しすぎりるあなたと
そうしたら右側が
さみしくないのに


一人歩く街に
あなたの影を追いかけて
でももう会えない
会っても愛せない
自分が惨めなだけ


遠くなったあなた
もう遠くなったあなた
いつか私にも
愛する人ができるだろう
それまでの爪のあと





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