Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


初冬


昨夜見た夢
あなたと笑っていた
昨日見た夢
あなたがそばにいた


どうしてだろう
別れて随分たつのに
あなたはあの時のまま
手を取り合っていた


ベッドの上に
膝を抱えながら
アロマの香り流れる
体を包み込むように


どうしてだろう
新しい彼ができたのに
夢に出てくるなんて
あなたは今頃どうしているの


冬に近ずく街で
さみしい想いはしてないの
一人風に吹かれながら
枯葉を見上げてはいないの


もう思い出すまい
過去に振り返っても
今の私には
新しい道がある


あなたにもらったリングも
机の引き出しの奥
捨てられなくて入っているけど
もう捨てよう


さようなら
過去の私
今 生きている
それだけが現実


前に向かって歩いて行こう
明日もきっと晴れる
靴音はもう
後ろには進まない




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