Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


チョコレートケーキ


チョコレートケーキ
毎年焼いていた
今年はどうしよう
あげる人もいないのに


「おいしいよ」
いつも言ってくれた
たとえ失敗しても
喜んでくれた


クリスマスも
お正月も
梅見も
一人ではさびしすぎる


あなたが好きだった
長い髪も切った
でも 鏡の中の私は
歪んだ姿だけ


恋しかったあなた
私一人のあなたにしたかった
だけどもういない
道は別れて行った


好きだったのに
一緒にいたのに
ずっと二人だったのに
なぜあなたはいないの


今年も作ろう
チョコレートケーキ
もしかしたら愛の小鳥が
あなたのもとに
運んでくれるかもしれない




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