Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


夏の忘れもの


甘い旋律に乗って
だたよう香りは
君がつけていた香水の香り
まだここに残している


メロディに乗りながら
心は遠くに飛んでいる
君と見たあの空に咲いた
火花の美しさが思い出される


君を失って 僕は
はかない花の命のように
静かに静かに咲いている
今はもう萎れかかっているかのように


花火の季節が終わって
次の季節が来る頃
思い出すのは君のことばかり
もう忘れたふりをしていたのに


夏が来た
まばゆい夏が来た
でも君はいなかった
幻にさえならなかった


太陽の光を避けるように
人々が歩いて行く
そんな人々を避けるように
照りつける陽の中を歩いて行く


君が欲しかった
本当にそう思った
でも何も言えなかった
言葉を探していたのに


君は今頃どこにいるのだろう
彷徨っているならここに来て
僕の手が君を欲しがっている
たとえそれが偽りの君としても


季節がめぐる時 人は
何を忘れていくのだろう
落し物は何だろう
まだ気付かない僕だけど

アバター
2014/09/24 09:30
当分の間ニコタを休みます。STP&水遣りのご支援ありがとうございました。^^v



月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.