Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


記念日


一年前の今日
今でも覚えている
あなたと出会った記念日
こんな日になるなんて
誰が思ったことだろう


記念日なんて
もう好きじゃない
悲しいだけだから
泪の烙印を押された
もう取り返すこともない日だから


あの日あなたと出会わなかったら
今 私は幸せだろうか
何事もなかった1年だったろうか
まだ分からないけれど
そんなことももう遠いこと


あなたがいた頃は
何も考えずに笑っていた
私とあなただった
そう信じていた
二人が強く結ばれていると


でもあなたには
何が見えていたの
背後に迫った影が
あなたの目に映ったの
それは分からないけれど


二人を引き裂いて
流れていく時は
あまりに過酷で恐ろしく
耐えきれずに私は
ただあなたの名前を叫ぶしかなかった


でもあなたは答えなかった
どんなに辛い思いをしても、
あなたは戻って来なかった
手が届いたのに その手は
凍りついたように冷たかった


あなたが横顔を見せた時に
私は気づくべきだった
ううん 気づいていた
でも目をそらしていた
遠い遠い目をしたあなたの横顔を


さよならを言うのが怖くて
一人になるのが怖くて
影が一つになるのが怖くて
必死であなたを呼んだのに
去って行ったあなた


もう忘れたい
なぜ思い出すんだろう
新しい恋を見つけらいのに
なぜかあなたが出てきて
私を苦しめてやまない


去って行ったあなたを思い出しても
後戻りできないのに
あの冷たい手がうめしいのに
どうして私は今でも
過去にしがみついているんだろう


もう忘れたい
あの日々のことなど
二度と帰って来ないあなたを
待ち続けている私の
時が止まっているのが悲しい




月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.