Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


ピリオド~2~


「あのさ…」で始まったあなたの言葉
暗く 深く突き刺さって
私の心が血を流した
ピリオドを打つには「ごめんな」なんて
あまりに軽すぎる


今までの私は何だったの
あなたを苦しめただけなの
どこが悪かったのか言って
もう取り返せないあなただけど
その存在だけが真実だった


もう何も見えない
迷いの森に入り込んで
陽の光さえ届かない
暗闇の道に足を取られて
必死で探しているのは誰


忘却の彼方に
この日々が飛んで行ったなら
心は軽くなるだろうか
分からない 分からない
今分かるのは 一人取り残されたということだけ


何の言葉さえ出なかったあの時
何が言えただろうか
私なんて意味もなかったのか あなたには
愛してくれていると思い込んでいたのは
私の独りよがり


過去しか知らない
今なんて知らない
どうしたら明日が見えるのだろう
悲しみの涙が顔を覆うのに
仮面さえもつけられないのに


抱きしめた愛は
もう崩れて
手のひらからポロポロと落ちていく
その行方さえも分からない
時と言う歯車の中に落ちていくだけ










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