Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


来る日の想いに


バレンタインディが過ぎると
町は一足飛びに
ホワイトディに染まる
まるで背中を押すように
クッキーやキャンディが並ぶ


デパートにはこの日の為に
何をおねだりするかの列ができる
微笑ましいカップルが行きかう
もう春が近付いている街に
明るい花束が一足先に


僕も贈りたかった
君にサプライズの贈り物
欲しかったのかもしれない
君からのチョコレート
でも彼に届いた甘い恋


彼の笑顔が語った
片想いが成就したこと
僕じゃなかった 君の選んだのは
本当は待っていた
君がリボンをつけてやって来るのを


ほんの方想いだと
言ってしまえば楽なのだけれど
心についた傷は深くて
何ものもふさいでくれない
欲しかったチョコレート以外は


ホワイトディに贈りたかった
僕の心と一緒に
君が欲しがっていたあの品も
忘れてはいないないのに
もう僕には遠い


いつもそばにいる君と彼
これからも見なくちゃいけない
でももう僕らの君じゃない
花咲く君達がいるなら
日陰になった僕がいてもいい




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