Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


桜葉


満開の桜が終わる頃
新しい葉が芽吹く頃
私達の恋が終わった
そう それは去年の今頃
誰がそれを知っていたのだろうか


心はまだあなたを追っているけれど
お構いなしに月日は過ぎて
周りの風景も変わった
あなたといった桜林には
まだ行けないでいるけれど


ねぇ 告白されたの
あなたは知っているだろうか
ずっと私達を見ていた彼
終わった恋も知っていた
それでも黙ったまま見ていた


下ばかりを見ていた私
それが彼には悲しすぎて
手を差し伸べたくなったのね
それに気づかなかった
まだすべてを恐れていたから


その言葉を私は
どうしたらいいのか分からないの
でも心に嘘はつけない
彼にも悲しすぎるから
だからその日を待っていて欲しい


でもそれは我儘よね
はっきり言うべきなんだ
待っていられるのだろうか
でも彼がどこに行こうとも
私には何もできないの


桜の花びらが散る
風に乗るようにはらはらと
一つ大人になっただろうか
あなたを乗り越えて
歩いて行こうとする私


でも彼のもとには行けないかもしれないわ
それがどんな運命でも
言い訳なんかしたくない
正直でありたいの
恋にピリオドを打てる日まで




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